失敗ばかりの石鹸づくり。#01
はじめまして。
モノづくりが好きな2児の母です。
仕事をしながら育児ってめちゃくちゃハード。ストレス解消は家にこもって何かを作ることです。(料理はすぐ消えるので好きではないです)
なかなか一人時間を取ることは難しいですが、そんな中でも、とあるワークショップをきっかけにハマったコールドプロセスの石鹸づくり。
あまりにも失敗ばかりなので、いつか成長したな~と思えるよう、その経験を記しておこうと思います。
劇薬!苛性ソーダとの思い出
初めて石鹸を作ったのは、10年以上前。
廃油を使い、ペットボトルで食器洗い石鹸を作るという講座に行ったことがきっかけでした。
廃油は捨てるのも大変だし、何より再利用できるなんてエコ。(当時エコにハマっていた)簡単に作れると言うので、ドラッグストアで苛性ソーダを購入し、ペットボトル内で廃油と苛性ソーダ水を混ぜて作る作り方を教わりました。
しかし臆病な私は、苛性ソーダがしっかり溶けているか分からず、結局石鹸も使わず廃棄…とても中途半端な結果に終わりました。。
※苛性ソーダは劇薬のため、購入には印鑑と、住所氏名の記名、使用用途記入が必要です。
素敵なデザインソープとの出会い
2022年8月、Instagramで人工大理石を模した、Terrazzo石鹸のワークショップを見つけました。
その時久しぶりに「そういえば昔の苛性ソーダが使えるかも」と思い出したのでした。
10年前に買った苛性ソーダは、引っ越しを経験するも捨てるに捨てられず、持ってきていたお荷物な存在。それをせっかくなので利用したいと思ったのです。
こちらがそのワークショップ。写真も素敵すぎる。
変色して固まってしまった10年前の苛性ソーダ
思い切ってワークショップに申し込み。事前準備の道具が色々ある中、例の苛性ソーダを取り出してみたところ、なんと!袋の中で1つに固まり、うっすら周りが黄色く変色しているではありませんか!!
怖すぎる…!!
ワークショップ申し込み先のMARUKAさんに相談してみると、色々自治体やドラッグストアに問い合わせて調べてくれたものの、やはり新しく購入するしかなさそう。(とてもご丁寧に調べてくださいました)
もはやただの強アルカリの劇薬でしかない古い苛性ソーダ。
黄色い部分は何か(二酸化炭素?)と反応しているらしく、石鹸づくりにも使わない方が良さそうだし処理しようがない。ここで新しく買うなんて処分できないものが増えるだけなのでは、と思いつつも、ワークショップ用には新たにドラッグストアで購入してきました。
ところがこれもまた、袋入り…製造元を見ると名古屋なので、このあたりのドラッグストアはだいたい袋入りなのか…?
ダメ元で製造元に、ポリ容器だけで販売していないか、古い苛性ソーダをどうにかしてもらえないか問い合わせしてみたところ、容器は移し替えてもいいとのこと。
古い苛性ソーダは持参するか送ってくれたら処理しますとのことでした。(でも郵送してはいけない気がするのだけどネットでも販売しているよう…。送っていいの?)
アドバイスとして大量の水で溶かして掃除にも使えると教えてもらいましたが、濃度も分からないし、何しろ量が多いので使いきる自信がなくそれはやめておきました。
こちらはプロ専用でネット販売されている苛性ソーダ。袋タイプと容器入りタイプがあります。
苛性ソーダの話をしていたら石鹸づくりまで行かなかった…!
長くなってしまったので、ワークショップの様子は次回にしたいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。