失敗ばかりの石鹸づくり。#05
前回のココアの石鹸の失敗から、次は混ざっても違和感なさそうなグラデーションにチャレンジしてみようと、こんな雰囲気を目指すことにしました。
紅茶が入っているようです。
桜色でかわいい!
前回の記事はこちら
いざ!準備
今回は前回までの「ココナッツオイルの割合が多いようだ」という反省を踏まえてパームオイルを調達しました。
オリーブオイル、パームオイル、ココナッツオイル、シアバターが原料です。
レシピも問題ないはず。
ローズとジャスミンの香りが好きですが、天然の精油が高すぎるので、フレグランスオイルも買ってみました。
カラーはこれにしてみました。
作業開始
毎度500gバッチは量が多いな、と思いながらも、マイカを投入、4段階でグラデーションを作るイメージで進めました。
しかし、今回はトレースが甘すぎたのか、2色目を入れると先に入れた1色目に生地が沈んでしまいました。
3色目、ホワイトはもう少し混ぜて鹼化を進めてから入れたけど、1色目が緩すぎた…
仕方ないので、グラデーションは諦めて、マーブルにしてみるか。と少し混ぜてみました。
カットしたらどうなることやら…
何事も、スムーズに行かないものです。
いざ!カット
時間がなくて、カットは1週間後になりました。
でも見て?なぜ?なんだかイメージと全く違う色なんですけど。
シュリンプピンクマイカって書いてあったこのピンク。
確かに!シュリンプ。 もうエビにしか見えない。
石鹸づくりにおいて、マイカの色付けはかなりコツがいるようです。
しっかり習って進めなかったから分量が適当すぎなのか…チョイスが悪いのか。
その上、底の受け皿のアクリルが取れない…
ラップで封をしているはずだけど、左右にこぼしまくったので、隙間が固まってしまったのか。
全く底の受け皿が取れなくて、どうしよもなく、お湯を隙間に流したり、温めてみたり、色々試みて、アクリルモールドが壊れそうなくらいギシギシと力を入れて
死に物狂いで外しました。
なぜこんなことになったのだろうか…?
そう、受け皿の間には本来クッキングシートを噛ませるはずが、それを忘れていたのです。
死ぬほど外れなかったので、今後は絶対にクッキングシートを忘れるものかと心に誓いました。
爆誕!煉獄石鹸
かき混ぜる時間が短かったのか、四隅がちょっと違和感のある色をしていました。
大丈夫かコレ…
そしてカットして見ると、
おぉ!なんか見たことがある!
炎の呼吸!!!
煉獄杏寿郎石鹸と名付けました。
香りはやさしいローズなのに、燃えに燃えている。
紅茶葉もお手本より多すぎました。
これはこれで面白い気がするんだけど、本当はプレゼントしたい友人の雰囲気を考えて淡いピンクをイメージしていたので、かけ離れすぎていて諦めました。
カットして、モザイクとして使ったらどうかな?
シュリンプピンク難しすぎる…
本日の失敗
マイカは少しづつ入れてみること
トレースはしっかりコツをつかむこと
クッキングシートを忘れないこと
500gバッチは失敗すると、失敗作が大量にできるな…
ハーフモールドが欲しい…
次回に続きます。