マルチディスプレイはいらない!モニター1枚が最適な理由
作業効率・生産性を上げるためにはPCモニターをマルチディスプレイにした方がいいと言われることが多いですよね。
(マルチディスプレイとはPCモニターを2枚以上で使うことです。デュアルディスプレイなどとも呼ばれる。)
私も以前までは27インチのモニターを2枚をマルチディスプレイとして使用していましたが、先日、40インチのウルトラワイドモニター1枚に乗り換えてみました。
結論、ウルトラワイドモニターに乗り換えたことによって、マルチディスプレイの頃よりも圧倒的に作業効率がアップしたので、今回はその理由を解説していきます。
作業効率アップ
マルチタスクのしやすさ
1枚のディスプレイ上に、2枚のウィンドウを並べてもサイドに余白ができるほど広い作業領域があり、マルチタスクも容易に可能になります。
むしろウインドウ2枚では少し余白が大きいくらいなので、3枚を並べての作業がちょうど良いサイズ感です。
一枚のディスプレイ上でアプリやブラウザを並べて起動できるので、いちいち画面の切り替えが必要なくなるのが便利ですね。
モニター間の視線の移動もないので、集中力も上がります。
圧倒的な作業領域
40インチのディスプレイサイズは、縦幅が約39cm、横幅が約95cmもあります。
これだけ横に長いので、動画編集などをする場合はかなり長いタイムラインを表示可能。
スプレッドシートの場合、
100%倍率でなんと、BJ列、117行目まで表示可能になります。
これだけ表示する意味があるのかは置いといて、1枚のディスプレイでこれほどの作業領域があります。
目の疲れとストレスが軽減
デュアルモニターの時は気にならなかったですが、モニター間のベゼルがないことの快適さに気づきました。
(ベゼルとはモニターの枠のこと。)
デュアルディスプレイで2枚、3枚とモニターを使用していると、意外と視線の動きが大きく、目に疲れが溜まっていきます。
僕の場合、以前使っていたモニター2枚のメーカーが違っていたので高さが合わず、モニター間のカーソルの移動に少し違和感がありました。
1枚のウルトラワイドモニターですべて完結させることで、目の疲れやストレスの軽減に繋がります。
デスク上と配線がスッキリ
これも意外と大きなメリットに感じました。
デュアルディスプレイの場合、デスク上にモニターのスタンドがそれぞれ立つことになります。これが意外と圧迫感があり、デスクスペースを占領してしまいます。(モニターアームを使用していない場合)
デスク上のスタンドが1本なくなるだけでも、デスク上がかなり広くなったような気がします。
また、モニター自体の電源ケーブルと、PCとモニター間のケーブルがそれぞれ必要なくなるので、配線まわりもかなりスッキリします。
デスク環境を改善することで、
・余計な情報が目に入らず集中力が上がる
・ホコリが溜まりにくくなり衛生的にも良くなる
などのメリットが生まれました。
持ち運ぶ時も、USB-TypeCケーブルを1本抜き差しするだけです。
ウルトラワイドモニターのデメリット
ウルトラワイドモニターのデメリットは価格が高いこと。
モニターのブランドやモデル、性能にもよりますが、私が購入した40インチウルトラワイドモニターは約18万円もしました。
27インチのモニター2枚を購入する方が安くなる場合が多いです。
また、モニター本体の重量がかなり重いので、女性1人での設置は難しいかもしれません。
まとめ
おそらく作業効率を重視している人は、モニターを2枚や3枚で使用するマルチディスプレイにしている人が多いと思います。
しかし今回はあえてモニターの数を減らして作業効率を上げるという「引き算の美学」の考え方にしてみました。
PCの使い方や仕事内容によっては、マルチディスプレイの方が良かったり合っている人もいると思いますが、少しでも生産性をアップさせる考え方の参考になれば嬉しいです。