大学とは何か
心理学は魔法だ。
究極の答えを探す時、その本質的な真実は心理学にある。
しかし私は大学に行く基本的な目的として、やはり過去を理解することを掲げなければならない。
基本的に、教育プログラムというのは学びが未来にどう繋がるかを精査して作られている。そこに入学前の個人的な歴史が加味されていることは期待すべきでは無い。
しかし、学生本人は間違いなくそれまでに生きてきた過去を持っている。そしてその過去とプログラムでの学びを照らし合わせながらを歩んでいく。
ということは、プログラムの過程は突然訪れる反省の連続と言えるだろう。そしてプログラムを卒業するのに必要な「未来計画」は、その反省の連続の隙間にできた少ない時間を使って建てなければならない事になる。加えて、未来のことを考えるというのは集中力を要する事である。
であるから学生は、「定期的に」、「集中して」、「自分の人生を未来に向けて考える機会を持つ」必要があるのだ。