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074 #100日後にムスリムになる僕

頭痛がひどい。

ここ数日、体調が優れないのです。
頭痛がひどい。ちょっと怖いぐらいにひどい。
風邪っぽいのでそれが原因だと思うのですが、ここまで続くのは珍しい。

痛み止めがあんまり効かないのがしんどい。

まあ、今晩寝たらどうにかなるでしょう!まさにインシャーアッラー!

死生観、ぐるり。

死に対する恐れがなくなったら、生き方に変化は起きるのだろうか。

イスラームの強みというのは「来世の存在」が大いに関係していると思っていて、現代日本の死生観をもって生きている僕にとっては衝撃的でした。

人生は儚い。
儚いからこそ一生懸命に今を生きろ、それが日本の考え方ですが、イスラームでは「儚い人生」にうつつを抜かすと「来世」で痛い思いをするぞ、です。

現世よりも来世の方が過ごす時間が長いことをムスリムは知っています。
だからこそ、生きる中での苦しみなど、その後のムスリムとしての来世の素晴らしさに比べれば、我慢できる。この発想はすごい。

人間はいつ死ぬかわからない。明日かもしれないし、この数分後かも知れない。だから、悔いのないように生きるのですが、悔いって死ぬ瞬間というよりも、死期が迫っているのを自覚してからするんじゃないのかなという素朴な疑問があります。

イスラームでいうと、死んだ後、復活の日があるので、その時に「ああ、もっとちゃんとしとけばよかった!」と後悔するタイミングが用意されてます。その時の後悔ナンバーワンが「ムスリムになっておけばよかった!」とのことです。

人間はいつ死ぬかわからない。なので、今すぐにムスリムになって置くべきだ!という考えにも行き着きます。

死んだ後からが本番。これがイスラームの根本的な死生観。日本の宗教(神道・仏教共に)にはないですよね、これ。
厳密にいうと、日本の仏教にも「地獄・極楽」があるのですが、そもそもの原始仏教(お釈迦さまがやっていた実践型仏教)は輪廻からの脱却がテーマなので、来世に生きることを否定していますので、ご注意ください。

「死んだ後からが本番」。こう思えるだけで、今を生きることが少しだけ楽になるような気がするのですが、いかがでしょうか?

#ムスリムになるまであと25日

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