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vistlipの詩に惚れたって話

最近、vistlipというアーティストの曲を聴いている。
本当に最近聴き始めたばかりなので、私もあまり詳しくないのだが一部の層には遊戯王5D'sと遊戯王ZEXALのEDを歌ってた人達と言えば伝わるかもしれない。
Wikipedia先生によると2007年の七夕に結成され、ストーリー調やメッセージ性の強い歌詞が特徴のヴィジュアル系ロックバンド…とのことだ。(ちなみに私はこの~~系みたいに括るのがイマイチ苦手だ、イマイチ線引きが曖昧だから。まぁ本題と逸れるのでここで切るが。)

今回は、その印象的な歌詞の中で私が特に刺さった歌詞ないしはフレーズを何個か紹介しようと思う。そう、紹介。
ちなみに私の解釈120%なので、「いやその解釈はおかしい」と思っても寛容な精神で読んでくれ。

カイジさん…!

ちなみに、『vistlip』の由来は「vista=眺め」として「視覚」を意味し、「lip(唇)」は「唇から発する=耳に届く」として「聴覚」を意味し、組み合わせた造語らしい……へぇ……ふ~ん……そういうの好き

余談(読み飛ばし可)

前回、言語化して~よ~みたいな意識高いこと書いた気がするがわりと難易度が高いことに気がついた。
音楽とかになってくると感覚に訴えかけてくるものなので尚更である。なもんで、今回はハードルをグッと下げ好きを『紹介』することにした。

─OZONE─

まずはやっぱこの曲。上記の遊戯王5D'sのED曲。ガチ余談だけど若干作画が怪しいEDだったりする。
TVサイズだと歌詞を端折りまくっているため、当時電波曲と散々愛されていた記憶がある。

約束をした待ち合わせ場所 「相変わらずだね」 曇り空の地下

まず前提として、この曲は七夕の日の恋人達の歌な訳だが私はこの『曇り空の地下』って表現がとても素敵だと思う。
アルタイルやベガのいる宇宙を地上と捉え、自分達のいる地球は曇を境界に地下と捉えている。
また、これは私の感覚なのだが七夕の日って結構曇り多くない?って思う訳だ。だからこの「相変わらずだね」ってフレーズにはどこか頷いてしまう。

「ねぇ今何処?」「地球ん中」 宇宙飛行士じゃないから オゾンより下なら問題ない

で、これが問題の電波歌詞部分。だがフルで聴けばどこも可笑しくない。ここの部分も要は上記と同じことを言っている。
オゾン層によって自分達と宇宙飛行士(星)は隔てられてるけど自分達が繋がってられるんだ…っていう…その……うん…上手く表現出来ない


アーティスト

この曲は遊戯王ZEXALのED曲。あの真ゲスの回もこのEDだ!
この曲は「どうせ無理…」とか言いながら夢を語る若干メンヘラ気質のある夢追い人への応援ソングとなってる。

少しのミスなんてかき消してやれるぐらいの アーティストになるから ほら、好きにやればいい

皆さんも、気分が落ち込んだときに曲を聴いて励まされた経験はあると思う。この曲はそんなシーンをアーティスト目線から歌ってる。
特に、ラスサビの『かき消してやれるぐらい』って表現がいい。
「お前の落ち込んだ気分なんて俺らの歌で忘れさせてやんよ」っていうスゲー前向きな歌詞で元気が出ちゃうってもんよ。オレもメンヘラだからわかるんよ。


Period

この曲はストーリーというよりも歌詞の仕掛け(?)を紹介したい。
まず一番のサビに

夜明け迄 あと182秒

という謎のフレーズが入る。
でもって、二番では

夜明け迄 あと47秒

というフレーズが入る。初見だとさっぱり意味が解らない。
が、まさか…と思いシークバーを見ると曲の残り秒数を歌っているのだ。
この時間差でちょっとニヤリとさせる感じ、好き。あと曲の終わりを夜明けって言うのも好き。
それと、若干話は逸れるが一番と二番で時間が経過してる歌詞っていいよね。


CRACK&MARBLE CITY

最後は私がvistlipにハマるきっかけとなった曲。
2フレーズ続けて載せる。

まるで君と見上げたプラネタリウム 息遣いを殺して泣いていた夜 寄り添う僕らは偽物の空を泳ぐ

まるで君と見上げたアクアリウム ベイトボールに飲まれて何も見えない はぐれた僕らは偽物の海を泳ぎ 同じ場所を目指すんだ。

この曲はただただシンプルに比喩表現が刺さる。
プラネタリウムを偽物の空、アクアリウムを偽物の海、っていう綺麗だけどどこか儚い感じがいい。同時に本物の広大さも感じさせる。
んーっ…要するに私は詩的な表現が好きってことでしょうね。

そして、この曲は公式がMV(short)を上げてるので貼っておく。
私のよくわからん紹介文より、まずは実際に聴いた方がやっぱはえぇんだわ。


今回、紹介した曲以外も良い曲がたくさんあるので皆さんも聴いてみてくれると私も浮かばれるってもんです。

それでは、今回はこの辺で。
願わくばまたこのnoteでお逢いしましょう。

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