135.誤用シリーズと民●書房シリーズ

 「智多星の呉用」って、「誤用」じゃないのか? と思ってしまうのですが。孔明の『水滸伝』ver.なんですけど、張良(戦略家、軍師)と言うより陳平(策士)な感じ。

 それはさておき、以前書いておいた「誤用シリーズ」をまとめておきます。それだけでは足りないので、民明書房シリーズも足しておきましょう。

● 誤用シリーズ

ナレーション「カラータイマーが青から赤に変わった。エネルギーが残り少ない。がんばれ、ルサンチマン!」
(妄想特撮シリーズ「ルサンチマン」より)

「フリーランス!」
聖騎士は叫んだ。虚空から現れた煌めく槍が、その手にしっかりと握りしめられる。

「我々は一人の英雄を失った! これは敗北を意味するのか?
 否! 始まりなのだ! 立てよ国民!
 ジーク・ジミン!」

レモネードランチャーを後付けにしたライフルを構え、オレはスコープを覗いた。ターゲットは目の前にいる。

● 民明書房シリーズ

(承前)私は新聞記者として新造艦に乗り込んでいた。報道の義務からだ。(中略)食事は、さすがに軍属らしく、私はすぐに大きなお腹を抱える事になり、くちく感を覚えた(後略)。
民明書房刊『少年少女に贈る駆逐艦のすべて』より

「じゃあな」と言う別れの言葉をリズミカルに発信する事を「じゃあなリズム」と言います。民明書房刊『じゃあなリズムの発展と衰退』より

「けびんこすなぁ」 ※京都弁で「ごきげんよう」の意。出典は民明書房。

不都合な仕事を断る際、「スケジュールの都合」を持ち出すのは、古より伝わる京しぐさである。
(参考文献:『京都闇歴史2000年』民明書房刊)

打木(だき)枕→打撃用に作らせた木製の枕。実際は美少女あるいは美少年をかたどっている事が多いが、起源・用途は不明。 民明書房刊『暗器と安眠の安気な関係』より。

「傘は天下の回り物」
江戸時代は借りパクを肯定していました。
(民明書房刊『江戸の文化としぐさ』より)

「傘怪人カシゲルゲ」
傘の柄を尽く曲げてしまい、雨天時に濡れやすくさせて人々を微妙にイライラさせ、ギスギスした社会を作る。キレやすい空気を作り出し、社会崩壊を促進させる。
(民明書房収録の没設定より)

…プラレス界を追放されるも、夜な夜な徘徊し鬼畜な所業を繰り返した。巡回する(パトロール)レイパー、と言う意味からパトレイパー、と呼ばれた。追放後の偽名は淫G(いんぐらむ)。 民明書房刊、恥原一騎著『プラレス界、その黒歴史』より

民明書房『鉄拳キッド秘話』(T田有T著)によると、昔、「神様」と呼ばれた漫画家がフライング入稿(原稿を投げる)を行ったところ担当が手を滑らせて落としてしまい、先生のマネージャーから「土下座しろ!」と言われ、最終的に「3回回ってワン」でカタが着いた…のだが、編集長が怒鳴り込んで来て打ち切り…と言うのが「ワンだー3事件」。

相乗のジン…酒をブレンドさせてジンの良さを引き出すテクニック。開発者がジンと言う説も有る。
民明書房刊「中国のアルコールと陰謀の歴史」より(元ネタ:宋襄の仁)

「集団敵自衛権」→特定の集団を敵視し攻撃する権利。主に身内の結束を固める際に使用する。民明書房刊『宗教と戦争 その皮肉な相似点』より

「美鬼似(ビキニ)鎧」とは? 呪いのかかった鬼の面3つが、それぞれ左右の乳房、股間をガードする局所用鎧。女性専用。鬼面には意識が有る。弱点は口で、ここが開くとデリケートゾーンが無防備になる。 民明書房『あなたの知らない正解』より

『男塾』は中国抜きで語れないし、大抵の拳法や戦法が中国由来なので、あの作品は中国リスペクトに溢れている、と断言せざるを得ない。民明書房刊『男塾と中国共産党』より抜粋。

「既知の価値観を持つものとは判りあえるが、外の価値観とは相容れない。これを既知外と言う」
民明書房刊『21世紀の故事成語』より

『テロワーク70』
有名テロリストをピックアップし、その事例70を詳細に取り上げた内容。推奨年齢800歳以上。現在絶版(民明書房刊)。

#漫画家は自分が体験したことしか描けない
出典は民明書房の本ですね? わかります。

ファイティング原田は、本来はボクサーではなく少林寺拳法の使い手であり、リングでは足技を封印していたと言う。
(民明書房刊) ※『変身忍者嵐』において少林寺拳法の使い手としてゲスト出演した事によるネタ。

「縄文人は文化レベルが高く、既に緊縛プレイを開発していたが、「自然の摂理に反する」と弥生人に弾圧され絶滅した」
民明書房刊『性の目覚め 原始編』より。

◆ エジソンvsニコラ・テスラ

エジソン「どうだい、ニコラくん、僕の直流を味わった感想は…?おやおや、もうこんなになってるじゃないか、身体は正直だね(はあと)」
ニコラ「くッ…」

「この時開発されたニコラの性癖…もとい、電気仕掛けの椅子は、当初「電気椅子」と呼ばれていたが、死刑用の器具との区別の為「ジョーバ」と呼ばれるようになった。命名は日本人の助手とされている」
民明書房刊「電気…その知られざる歴史」より

◆ 『仮●ライダー』第●話「怪人ウグイスジョー 洗脳音波作戦!」

(承前)
本●猛「そこまでだウグイスジョー! お前の正体は見破った!」
人間体「おのれ、本●猛め! よくも邪魔を! これからが本当の戦いだ!」
(中略)
ラ●ダー「ラ●ダーキーック!」
怪人「ぐげ~!」
政治家「ワシが間違っとった。やはり、有権者には自分の声で話しかけるべきじゃった」

●日放送「却下。この脚本は特定の職業、性別に対する偏見が含まれており、差別を助長する」

これ以後、伊●勝は風刺を含む内容を書かなくなったと言う。
民明書房刊「平山Pモノ騙り」(1985年、絶版)より

 以上、ツイッターからの再録でお送りしました。なお重複していたネタは1つだけにしました。



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