今回のGGLルールについて

①ASM-10とハードライン禁止について

GGLルールver10.0より禁止になった上記2点ですが、

ASM-10については、
ADSや連射能力の高さ、キルタイムの速さ以上の強さがある可能性がありました。

特に武器の特性である「最初の3発バースト射撃が高い命中精度を持つ」

という文面にある通り、初弾以降数発は殆ど反動が無い現状が取り扱いの安易さを発生させている事に鑑み、武器の理論値が酷似しているMan-Oや同3発確定武器のDR-Hなどを残し、様子を見る事に致しました。

また、ハードラインについては
現在GGLPLEADESで選手の戦績データを集計しておりますが、ハードラインを使用するとタクティカルマスクを使用している選手に比べスコアの増加が発生します。
今後更に選手データによるコンテンツを有意義にしていくために、ハードラインを禁止としました。

②GGLルールの今後の方向性

《GGLルールの目的》

ミシック迷彩並びに今後のルールの方向性についてお話する前に、GGLルールがそもそもどういった目的で作成されているのかをご説明させて頂きます。

私達は、皆様のお陰でここまで続ける事が出来ましたが、影にゲーム会社様のご理解あってこそ活動が許可され存続出来ている側面がございます。

そんな中、GGLは【ゲーム会社】、【企業】、【メディア】、【チーム】、【選手】、【視聴者】を繋ぐエコシステムの構築を目指しております。

ゲームのコンテンツを押し出すことはゲーム会社の競技シーンへの注力に繋がり、ゲーム会社の注力はメディア・企業に伝播します。
そうする事で界隈全体の大会数増加や大型賞金イベントの開催を促します。
イベントの増加はプロチームを創出するきっかけを与え、プロチーム創出はより多くの才能がある選手が評価されることに繋がります。

ただし、ゲームコンテンツを闇雲に押し出す事が最適解ではないと考えています。
特に競技性を担保するゲームルールは快適に競技が出来る環境を作りだすことが出来ます。
それはより多くの選手の参加を促し、選手はそれに伴う多くの視聴者(ファン)を持つきっかけを生み出す事にも繋がります。

コンテンツと競技性のバランスを取り、多くの才能ある選手が評価され続けるルールこそがGGLが目標とするルールです。

《ミシック迷彩、その他今後の武器調整について》

今回ミシック迷彩において決め手となったのは「追加効果の有無」です。
前提として問い合わせの中には以下の理由により禁止を求める声がありました。

・エイムアシストが強くなっている。
・反動が弱くなっている。

これが仮に真実である場合、「課金と無課金によって明確に差が出るコンテンツ」であるため、禁止の処置にする運びでした。
これは以前の“迷彩毎に効果が付与されるシーズン”中のGGLルールに迷彩を禁止にした際と同じ理由であったためです。

しかし、上記の追加効果は現在認められていない為、禁止にはしない意思決定を行いました。

また、今後の武器調整についてですが、
・AR武器のスペックのハードルを設定する基準の設定
(例えば、3発キル可能な武器の制限など)
・武器特性によって個別判断する基準の設定
を行っていく方針です。

《GGLルールに未実装のゲームコンテンツの開放について》

現在GGLルールでは実装できていないコンテンツが多くあります。
そういったものも、惰性的に禁止するのではなく、明確な理由をもって処置していくため、今後試験的なスクリム等の実装検証を絶えず行っていき根気強く調整していきます。


また、検証結果以外にも界隈の皆様の声を聞くなど、様々な視点から最終的には決定していきたいと考えています。

GGLは現在多くの国の方々から認知されつつあり、注目が集まる大会になって参りました。
これも一重に皆様のお陰です。いつも御協力ありがとうございます。
今後より長くこの競技シーンが続けるように、より多くの選手や視聴者の皆様に楽しんで頂けるよう精一杯邁進して参りますのでよろしくお願いいたします。


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