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「安い店」とクレアモールの話

文章力を鍛えたいので、たまにはネガティブな話題ではなく貧乏人向け耳寄り情報でも書いてみようと思う。

近所(と言っても電車で数駅先だが)の川越・クレアモールに凄まじいディスカウントストアがある。
その名も「安い店 川越店」だ。

直球過ぎて検索しにくい店名なのだが、このお店が本当に凄い。
なんと賞味期限切れの食品を二束三文で売っているのだ。

先日訪れた時は麻辣マニアの賞味期限切れ袋麺が5袋で100円になっていたので買い溜めしてしまった。
因みに本来の賞味期限は2024年4月だ。

これだけ買っても400円


賞味期限を気にしない私のような貧乏人にとっては本当に有難い限りだ。
この袋麺に1袋15円のモヤシ、ひと玉100円の白菜数枚を加える貧乏ラーメンなら1食50円程度で済む。
3食食べても150円。
自販機のジュースと同じ値段で1日の食事を賄えてしまうのだ。

因みに2023年末に賞味期限が切れているチャプチェソースは1本50円で売られていた。
こちらも数本購入し、ストックしてある。
平成に取り残された人間としては、2023年末も2024年末も誤差のようなものなのだ。
この1年は光の速さで過ぎ去って行ったような気もするし。

もう本当に素晴らしいお店なのでクレアモールを訪れる機会があれば皆さんも立ち寄ってみてほしい。

最近インバウンドやら映えやらで蔵造りの街並みが流行っているらしいが、調子に乗った高校生グループが闊歩し、太陽系一安いディスカウントストアが店を構えるクレアモールこそが川越の本質なのだ(異論は認める)。

高校の担任がパチスロでボロ負けして落ち込んでいる姿を目撃したパチンコ屋も、学校帰りにしばしば通っていた献血10回記念の記念品を貰った献血ルームもクレアモールにあった。
友人と連んで激甘設定のUFOキャッチャーでじゃがりこを乱獲したゲーセンがあった場所も、高3の頃好きだった、眼鏡を掛けた漫研部員を誘って2人で遊んだ場所も川越・クレアモールだ。

そして丸広の屋上遊園地が消え、地下のゲーセンが快活CLUBになり
自身は30歳を過ぎた今は賞味期限切れの激安食材を求めてクレアモールへ通っている。

※この記事はステマではありません。

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