関節リウマチの画像フォローと治療目標
RA画像フォロー
単純X線
・両側手足:1年に1回フォロー”手2方向・足2方向” ベースライン評価時のものと比較
・荷重関節(股関節・膝関節・足関節):滑膜炎の症状あればX線で評価し、その後は年1回フォロー。
RA診療の目標:3本柱
・患者の病悩の緩和
・関節破壊による機能予後悪化の防止
・生命予後の改善
RAの治療目標
十分早期に診断されたRAの「治療目標」は「臨床的寛解」
臨床寛解の定義:抗リウマチ薬の使用下で、痛みは腫れのある関節がなく、動かしにくさを自覚する事もなく、検査値も良好で、関節リウマチを忘れた状態」
⇒「MTXを十分量使用して臨床的寛解が得られなければ、生物学的製剤を導入!」専門医へ紹介
すでに関節破壊がある程度進行してしまった患者においては「低疾患活動性」が治療目標。