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頻脈性不整脈
血行動態が不安定な場合は除細動器を準備!
・QRS波に同期せず通電するものを除細動
・同期して通電するものをカルディオバージョン
二相性の除細動器の場合
・脈があれば同期下100J
・脈がなければ非同期150J
narrow QRS tachycardia
洞性頻脈
RR間隔不整、P波や粗動波が確認できれば➡心房頻拍、心房粗動
P波なし 絶対不整➡心房細動
APT静注
ツーシリンジ法:アデホス10㎎静注した後に生食20mlで後押し
シングルシリンジ法:最初から生食20mlでアデホス10㎎を希釈し全量静注
*ATPは急速に代謝されるので後押しし生食で急速静注する
ベラパミル
Δ波を伴う心房細動のみが禁忌!!
regular narrow QRS tachycardiaで使用OK。Δ波を伴うWPW症候群では使用しない。
wide QRS tachycardia
心室頻拍と上室性頻拍との鑑別を要する場合は診断的治療として迷走刺激たATP静注を行ことある。
上室頻拍(心室頻拍ではないがQRS幅の広い頻拍に見えるもの)
・脚ブロック(変行伝導を含む)を伴う上室頻拍
・WPW症候群を合併した上室頻拍
特発性心室頻拍
・右脚ブロック+左軸偏位型➡ベラパミルが効く
・左脚ブロック+右軸偏位型➡β遮断薬とベラパミルが効きやすい
慣れなければショックかアミオダロンで止める事を基本に!