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前庭神経炎

病態:ウイルス感染のよる障害が機序と推定されているが詳細は不明。
臨床像
持続時間:数日~週単位
誘因:先行感染。しかし先行感染を認める頻度は30%程度。先行感染がないからといって前庭神経炎は否定できない。
随伴症状:蝸牛症状なし(耳鳴り、難聴)
眼振:方向固定性水平性眼振。頭位によらず出現し続ける方向固定性水平性眼振。注視抑制により眼振が分かりづらくなるため、Frenzel眼鏡を装着してきちんと観察する!!
診察:head impulse testは患側で陽性。ロンベルグ試験も陽性。
診断:臨床診断
小脳梗塞と脳幹梗塞といった中枢性の脳血管障害と鑑別に悩む疾患。
治療:対症療法が主体。ステロイド治療の有用性は確率していない。

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