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台風10号に聞こえる、母なる大地の声

やはり、やはり来ました。以前書いた記事 みずがめ座の満月: 混乱の時に、この時期は「自然災害が起こる可能性がある」とお伝えしましたが、来ました、台風10号。

台風の九州上陸は、近年あまりなかったけれど久しぶりに来るな、と思っていたら、かなりの雨量を伴った台風。さすがのニューヨークタイムズにもトップページで記載がありました。 「シャンシャン台風日本南部に上陸」と言うタイトルです。シャンシャン台風が正式な名前なんですね。ちょっと可愛い名前ですが、台湾あたりで命名されたのでしょうか。以下に一部抜き取っています。


カテゴリー1の台風🌀(ランクの中では一番弱い) 
北向きの風 東京から604マイル 時速86マイル(138キロ)

Three people died after a landslide buried their home in Gamagori City in central Japan, which was hit by heavy rain, the local government said early Thursday.

About a million people were under evacuation orders and almost 40 people have been injured in the storm, according to the public broadcaster NHK. About 253,000 people are without power, service provider Kyushu Electric Power Transmission and Distribution said.

(東京時間午後12時時点で)日本の中心部にある蒲郡市の大幅な降水量の増加で土砂崩れが起こり、家屋が倒壊し三人の死者がでていると、自治体の発表があった。
この台風の影響で約百万人が避難しており、四十人近くの怪我人が出ていると、日本の公共放送NHKが発表。発電所であり電力供給会社でもある九州電力の発表によると、約25万3千人が停電中。

まだテレビを見ていないわたしは(午後3時)、タイムズ紙で初めてこの台風の客観的状況を知ったけれど、確かに我が家の周りも木々と風と雨が騒がしいです。

昨日の夜中から猫たちの様子がおかしく怖がっているので、今回の嵐は尋常じゃない、とは感じていました。けれど、星の予報でこの時期は自然災害の印が出ていたので、驚きはしませんでした。

それよりは、思ったのです。

This is a Mother Nature’s response. 

母なる自然の返事だ、と。

地球温暖化なんてない、と、吠え続けてきたトランプ氏や、温暖化対策に消極的な日本政府と大企業や、暑さやいろいろに不安になりながらも、変化を受け入れずツージョー通りの生活をしてきた人類への、率直な返事だろう、と。

温暖化の原因が人為的なものなのか、そうでないのか、色々と意見があるのは知っています。また、太陽のフレア(表面の爆発)がこのところ続いているのも聞きます。けれど、どう考えても人類が自然界に様々なマイナスの影響を与えて来たのも明らか。

過去50年で全体の75%の虫を含めた動物が消失している、という事実。70年間で人口が20億から80億に膨らみ、自然破壊を世界中で行い、工業化・機械化と戦争が止まらないこと。農業を担う人たちが高齢化しているだけでなく、都市部への人口集中が止まらず農業従事者が減り続けていること。そして、化学肥料や殺虫剤などの利用で土が汚染され砂漠化したりへたってしまっていると言う現実。

これだけを考えても、立ち止まって考える時だと思うのです。それに、原因が何にしろ、温暖化は確かに起こっています。

何より、多くの人が歓びと感謝の気持ちを見失っていることが、振り返りが必要な理由だとわたしは思います。

休んだほうがいい。ゆっくり呼吸をして、横たわってみるのだ。愛する人と手を繋いで。ヒステリックに危険を叫ぶテレビはしばらく切って、風の声、水の声、大地の声に耳を傾けなさい。そして、自分が今いる場所はどんなところなのか、どんな水が流れていて、どんな木々や草が生えているのか。土はどんな土なのか。その土からどんな食べ物が生まれ、どんな家がその上に立っているのか。振り返ってみるといい。あなたのいる場所は、あなたに幸をもたらし、住むのに安全なところなのか。確かめてみるのだ。

そして、己の中にある命の炎、未来への望み、そして愛の温もりをもう一度見つめなおしなさい。

唸る風の音の中にそんな声が聞こえるのです。



自然農法を実行していらっしゃる方のYouTube。よく参考にさせてもらっています。やはり、気候変動で困っていること、工夫が必要なことを最近よくおっしゃっています。近所の畑のおじさんたちも、以前のようには畑はできない、と言っています。

朝日新聞にもオレンジの産地として有名なアメリカのフロリダ州で、オレンジが収穫できなくなっていると、報道されていました。

いつ停電になってもおかしくない状況なので、取り急ぎアップします。そして、ろうそくを準備しているので、ロマンチックな夜にしよう、と思っています。

皆さん、無事に過ごせますよう。わたしも嵐の真っ只中にいるので、気をつけながら、それでもせっかくの(?)機会なので少しゆったり過ごそうと思います。

それにしても、水の害をもたらす角度に今ある海王星の力、恐るべし、そして星の予報は、さすがです。 

目(さっか)



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