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終わりと始まり(RINGOMUSUME、フィロのス、ラスアイ、それぞれの)

「Ringo star」MVの再生回数が、100万回を超えました💐🎉😭

会議がたまたまいいタイミングで休憩になった。

すごく嬉しいし、達成感もあるし、メンバーに少し恩返しができた気持ちもあるけれど、今のメンバーのRINGOMUSUME が終わってしまうんだという実感もわいてきました。

いよいよ明日(3/30)は、RINGOMUSUMEの卒業ライブです。
私にとっては、現場での見納めです。

寂しいよ……😭

RINGOMUSUME全員卒業の発表が2月9日。
卒業まで50日しかないのかと思いましたが、やはりあっという間でした。

4月1日からは、現メンバー4人は新しい道を歩み始めます。
そして、新RINGOMUSUME が始動します。

「終わりではなく、新しい始まり」

頭ではわかっていたつもりでも、いざ現実が目の前に迫ってくると、終わってほしくない気持ちが募ります。

話は少し遡りますが、
RINGOMUSUME全員卒業の発表から1カ月が経ち、気持ちが落ち着いてきたところで、個人的にショックなお知らせが続きました。

3月4日、「十束おとは(フィロソフィーのダンス)が11月をもってグループ卒業」を発表。

3月9日、「ラストアイドルが5月末をもって活動終了」を発表。

1 十束おとは卒業

十束おとは(おとはす)さんは、独特な声(電波アニメ声)が特徴です。

「声だけで苦手と判断されるのは生きてきた中で慣れっこ」とツイートしているように、いろいろ言われることもあったようです。

私も最初は、グループのコンセプトと声が合ってるのかな?と感じていましたが、別な声に置き換えてみるとしっくりこなくて、おとはすが欠けたらフィロのスじゃないと思うようになりました。

そして、『テレフォニズム』を聴いて、本人も言っているように「声の新たな魅力が引き出された」と思いました。
これから、おとはすに合う曲がもっと増えていくと期待をしていたので、卒業は本当に「これからなのにどうして」という気持ちでした。

(詳細は書けませんが、)ファンサイトのインタビュー記事で、卒業を決意した心境を述べていました。
心身ともにギリギリの状況でやってきて、もう限界ということだったようです。

「ライブ・ライフ」MVで「ほかの3人だけでフィロソフィーのダンスは完成していると思って、つらい時期があった」と言っていました。

ほかのメンバー3人は、バンドやアイドル経験があるので、そんな中で一緒にやっていくのは本当に大変だったと推察します。
お疲れさまでした。(まだ、卒業は先だけど)

4月には、新メンバーのオーディションを行うとのことです。
11月卒業をこの時期に発表したのは、オーディションの都合なのでしょう。
(新メンバーは、おとはすのテイストを継承するのかどうなのか、ちょっと気になります。)

ところで、
卒業発表後の配信ミニライブで、エモい曲を選びましたと言って、「ベストフォー」(RINGOMUSUMEでいうと「FOURs」)と「サンフラワー」をやっている途中で泣いていました。
(自分でエモい曲を選んでおいて、しかも卒業は11月だぞとツッこみたくもなりますが、この歌詞だったら泣きます。わかります)。

♪ こんなに何もかも違う 私たちが同じ夢 追いかけてるなんて不思議だね ♪

「サンフラワー」

2 ラストアイドル活動終了

私は、王林さんがかつて所属していたGoodtearsのメンバーをフォローしていただけですが、それでもグループがなくなってしまうのは寂しい気持ちになります。

秋元康プロデュースで、テレ朝が付いていて、冠番組も定期公演(ヨルライ)もあるのに、4年半で終わるんですね。
(りんご娘があと半年で22周年というのが、本当にすごいことなのだと改めて思います。)

「2020年初頭に発生したコロナ禍で思うような活動ができず、それぞれのメンバーの将来やこの先のグループの未来などを総合的に判断」という公式発表ですが、活動終了は運営側が経営的な見地から決めたようです。

大所帯なので、みんなの意見を聞いていたら収拾がつかないし、相当稼がないと活動費が捻出できないので、仕方のないことなのかもしれません。
とはいえ、同じ日に告知された1stアルバムのタイトルが「ラストアルバム」って、運営はふざけてるのか、投げやりなのか?

相沢瑠香さんは、「これからもラストアイドルでいるつもりだった。心の整理がつかない」とツイートしています。

突然聞かされたとしたら、メンバーがかわいそうです。
(水面下でいろいろ動いているのかもしれませんが、)メンバーの将来も総合的に判断したのなら、放り出すようなことはしてほしくありません。

池松愛理さんは、Dリーグのチームと兼任で、アイドルはやり切った的なことをshowroomで言っていたので、冷静に受け止めていたようです。(「青春でした」って、過去形になってるし)

Goodtearsの写真を持ってくるところに、このグループに対する強い愛着を感じます。
3月11日放送の「ラスアイ、よろしく!」でも、『スリル』で表題曲を取って、王林の卒業を引き止めたかったと言っていたので、よっぽどこの5人でグループを続けたかったんだろうなと思います。
できることなら、どこかで王林と同じステージに立つ機会があればよかった。私も見たかった。

3 RINGOMUSUME全員卒業

RINGOMUSUMEの場合は、自分に限界を感じたわけでもなく、メンバー、スタッフが話し合いを重ねた上で出した結論で、それぞれ次の目標もあるようなので、おとはすやラスアイとは状況が違います。

スタッフとメンバーが真正面から向き合って、話し合い、信頼関係を築いていくのは、RINGO MUSICの伝統でもあり、地方の小規模事務所のいいところでもあると思います。

 やめる時もとことん話し合う。「やめたいからやめる」という理由ではやめさせない。「歌が好き」「目立ちたい」と入ってきた子たちも、自分の理想と現実とのギャップを感じ、自分が本当にやりたいことの糸口を見つけるからやめたいと思うはずなのだ。話し合いを繰り返し、進みたい方向へのアドバイスもする。歌手になるだけが人生ではない。大切なのは、自分がやりたいと思うことを自信を持って人に伝えることだ。
 私たちスタッフは、どんな時も彼女たちと真正面に向き合って接してきた。だからこそ築けてきた信頼関係だろう。4年間も「りんご娘.」が存在し続けている一番の理由かもしれない。

「Ringo Musume.POWER LIVE 2004 によせて」JAM☆RINGO

とはいえ、今回の卒業は、これまでとは少し趣が違う気がします。

樋川社長は、4人の卒業に当たり次のようなコメントを発表しています。

私は、りんご娘というグループは、各個人の夢実現への踏み台と考えております。これからが人生の本番であり、大きな舞台です。「夢の叶え方=愛されるコツ」を彼女たちは、このスクールで習得していると思います。これからも彼女たちが、自分の大好きなことで、誰かの役に立つ仕事ができることを願っております。

RINGOMUSUMEホームページ

「りんご娘というグループは、各個人の夢実現への踏み台」という言葉の裏には、「りんご娘はご当地アイドルであり、一定期間活動したら(もしくは一定の年齢になったら)卒業する」という暗黙の前提があるような気がします。

たしかに、これまでは、そうだったかもしれません。

「歌が好き」「目立ちたい」と入ってきた子たちが、りんご娘では夢を叶えられないと感じてやめていくのは、自分たちの実力不足もあったと思いますが、ご当地アイドルゆえの壁もあったのではないでしょうか。

しかし、現メンバーのRINGOMUSUMEは、卒業がヤフーニュースのヘッドラインに載るほどになりました。

2022.2.9ヤフーニュース・ヘッドライン

ご当地アイドルは踏み台かもしれませんが、その枠を超えたら、そのグループでの活動は夢そのものではないでしょうか。

さて、
4月から新メンバーによるRINGOMUSUMEが始動します。

素晴らしい楽曲を提供してくれる多田慎也さんを始めとして、現メンバーの飛躍に大きな力となった人たちは、引き続き協力してくれるでしょう。

新メンバーが、今よりも大きな存在感を持つグループになる可能性は十分あると思います。
そうであれば、今後は「りんご娘というグループで、各個人の夢を実現する」という選択肢があっていい。そう思っています。

おわり

ずっと前に書いて、出すタイミングを逃して、今日まで来てしまいました。
卒業ライブの前日に投稿するような内容ではないですね……。
すいません。

(気持ちを切り替えた)

卒業する4人には、もっともっと大きくなってもらいたいと思います。

そうなることで、RINGOMUSUME に光が当たって、後輩たちにもいい影響があるでしょうし、こんな人材を輩出するリンゴミュージックもすごい、青森県すごいにつながっていくことでしょう。

宝塚出身がある種のステータスであるように、リンゴミュージック、RINGOMUSUME 出身というだけで箔が付く、どうせならそこまでいってほしいものです。
4人の伝説は、これからが本当の始まりです。

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