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リンゴミュージックと青森の「新しい誇り」
映像制作のノウハウ探求マガジン「VIDEO SALON 3月号」に、RINGOMUSUMEのMVでおなじみ 藤代雄一朗さん の記事が掲載されています。
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藤代雄一朗さんのプロフィール
2016年 DRAWING AND MANUALに参加。映像ディクレターとして従事。2021年 独立。
初監督作品として制作した「水曜日のカンパネラ」のMVが映像を始めるきっかけとなり、MusicVideo・広告・ドキュメンタリーを手がける。
受賞歴
2023 「からっぽ」Short Shorts Film Festival & Asia 2023 BRANDED SHORTS 観光映像大賞 観光庁長官賞
2022「よみがえる下風呂小唄 〜下風呂温泉郷の今〜」JWTFF日本国際観光映像祭グランプリ・最優秀観光ドキュメンタリー映像賞・SAWAMURA賞
2021 「家族のかたち、大鰐のくらし」地域プロモーションアワード 第3回ふるさと動画大賞部門 大賞
2020「101回目への弘前公園の桜」地域プロモーションアワード 第2回ふるさと動画大賞部門 大賞・JWTFF第3回日本国際観光映像祭 日本部門 準グランプリ&City Promotion部門 最優秀作品賞
記事の内容は、
青森県で10代~20代の若者たちと一緒に取り組んだ短編映画制作プロジェクトを中心に、青森との出会いとそこで得た様々な気づき、地域の映像を撮る想いについて語ってもらった
ということで、りんご娘MVの制作秘話は一切出てきません😅
それでも、最初の2ページ「東京出身の僕が青森を撮る理由」を読むと、藤代さんの記事ではありますが、リンゴミュージックの活動の底に流れる想いと共通するものを感じられます。
様々な気づきを得て、青森にもっと関わりたいと思うようになった
土地の言葉の愛おしさ
「よそもの」であること
地域の人と共に創り上げる「共創」の楽しさ
地方の若者の悩み
地域の誇りがそこにある
文化や景色は消えていく
それにしても、
リンゴミュージックにいろいろな人材が集ってくるのは、どうしてなのでしょう。
りんごといえば青森だろうという軽いノリで、ネタ探しのために青森県の弘前市に行ってみたんです。そこで知り合ったのが、リンゴミュージックという芸能事務所の社長でした。僕らはお互いの得意分野で一緒に面白いことをやろうと意気投合し(中略)
そうしているうちに、東京から一緒に通っていた友人が弘前を大好きになり、2015年に広告代理店の仕事を辞めて移住することになりました。
この短い文章からは、人を惹きつける社長のキャラが大きいように思わされます。
しかし、友人(下田さん)に仕事を辞めて移住しようと決意させる力は、社長のキャラだけではない気がします。
考えてみれば、社長のキャラも突然変異で生まれたわけではなく、そうした人を生み出す弘前の土壌、歴史があったからこそです。弘前の土地・地域が持つ力こそが、いろいろな人材が集う源泉なのだと思います。
これまで10年間青森で活動して得たことに今回のプロジェクトで得た気づきを加えて、青森はもちろん、他の地域も含めて、これからもその土地の「新しい誇り」を創るような活動をしていけたらと思っています。
記事の最後に、藤代さんはこう述べています。
私にはクリエイティブな才能は有りませんが、リンゴミュージックを応援することで、「新しい誇り」を創る活動の一助になればと思っています。
おわり
藤代雄一朗さんが手がけた(主に編集)リンゴミュージックMV
<RINGOMUSUME>
真っ赤な笑顔
Ringo star
アメノチヒカリ
101回目の桜
JET GIRL
<JONAGOLD>
祭りのあとの、あの風は
WAVY BABY
君は笑う(主演:Jさん 監督:りんご飴マン 編集:藤代さん)