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「RINGO MUSIC FES.」と「りんご音楽祭」

RINGO MUSIC FES. 2024開催の記事に対するコメントで
「りんご音楽祭があるのに、こんな名称使って大丈夫なの?」
みたいなものが散見されたので調べてみました。

りんご音楽祭(りんごおんがくさい)は、毎年長野県松本市で行われる野外音楽フェスティバルである。
2009年、松本市蟻ヶ崎のアルプス公園にて、当時26歳であった「瓦RECORD」代表の古川陽介が個人で主催。以来、毎年秋に同会場にて開催している(2012年のみ春にも開催)。『りんご音楽祭』というフェスの名前は、「分かり易さ」・「親しみやすさ」・「松本らしさ」をこめて、長野の名産であるリンゴにあやかって名付けられた。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「りんご音楽祭」

ということで、
りんご音楽祭は、今年で16回目を迎える歴史あるフェスです。
2023年は二日間でのべ6000人を集める盛況ぶりだったようです。

今年のりんご音楽祭は、9月28日、29日開催ということで、RINGO MUSIC FES. 2024と日程もかぶっています。

リンゴミュージックを良く知らない人の中には、
・りんご音楽祭の人気にあやかろうとしている
・本家にけんかを売っている
と思う人もいるかもしれません。

しかし、
りんご音楽祭が始まる前から「リンゴミュージック」は存在し、「りんご娘」が活動していました。
リンゴミュージックとしては、自分たちのフェスに「リンゴミュージック」を冠することができないとなれば大問題です。

まず「RINGO MUSIC FES」でググってみると、
リンゴミュージックの「RINGO MUSIC FES.」とりんご音楽祭の「RINGO MUSIC FEST 2023」がヒットしました。
「FES.」と「FEST」で違いがありますが、微妙な感じです。

上:RINGO MUSIC FES 下:りんご音楽祭

そこで、りんご音楽祭オフィシャルサイトを見てみると、「RINGO FES.2024」とあります。

「RINGO MUSIC FEST 2023」が「RINGO FES.2024」になったということは、もしかして、交渉の結果、りんご音楽祭側が「RINGO MUSIC FES.」の名前を譲ってくれたのか?

さらに過去の状況をみてみると、
「RINGO FES. HISTORY」のフォトギャラリーによると、2009年は「RINGO FEST」で、2010年からは「RINGO FES.」と称していたようです。

よくみたら、りんご音楽祭のオフィシャルサイトのURLでは「ringofes」を使っていました。

・・・・・・・・・

ということで、
りんご音楽祭の英語表記は「RINGO FES.」が正しく、リンゴミュージックが「RINGO MUSIC FES. 2024」という名称のフェスを開催しても問題ないことがわかりました。
(もちろん、リンゴミュージックがりんご音楽祭のことを知らないはずもなく、なにかしらの話し合いはあったと思いますが。)

なにはともあれ、
「RINGO MUSIC FES. 」が、りんご音楽祭のように長く続くフェスになってほしいと願うばかりです。

おわり

【RINGO MUSIC FES. 2024開催概要】

開催日:2024年9月28日(土)
​時 間:未定(決まり次第お知らせします)
会 場:弘前市りんご公園
​料 金:入園無料

主 催:弘前観光コンベンション協会 / 有限会社リンゴミュージック
制 作:ringoame inc. / TAPES PRODUCTION
後 援:弘前市

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