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「Ringo star」に津軽弁が?!

今でこそ、津軽要素をバリバリに取り入れた曲を連発している多田慎也さんですが、さすがにRINGOMUSUMEとのコラボ1発目の「Ringo star」にはそんな要素はまだないと思っていました。

王林も「Ringo star」とこれまでの曲との違いについて、次のように言っています。

王林:(略)この曲に関しては方言が入ってるわけじゃないし、青森っていう特定されたものが歌詞に入ってたりもしないので、そこが1番違うかなって思います。
(りんご娘、新曲「Ringo star」でピュアさを見せる!?)


レビューを見ても、津軽弁の要素はありません。

プレイボタンを押した瞬間に飛び込んでくる、 りんごのようなほんのり甘酸っぱいアコースティックギターのフレーズ。 そこに搾りたての果汁を思わせる4人のフレッシュなハーモニーが重なり、 切なさを後押しする爽やかなエレクトロサウンドがスピードを上げる――
(Ringo starリリース直前レビュー)

でも、
よく聴くと「Ringo star」には津軽弁が入っていたのです。

まずは、4人の実質的なデビュー曲ともいえる「Ringo star」を聴いて、どこに津軽弁が入っているか、探してみてください。



どこに津軽弁が入っていたか、わかりましたか?

ここです ↓ 。

叶えたいならシナジー
君といれたらいいな

「シナジー」とは「相乗効果」のことです。

標準語訳は
「夢を叶えるために、みんなで一緒に頑張っていけたらいいな」
といった感じかと思います。

津軽弁で「しなじ(い)」とは、「粘り強い、しぶとい、頑固、筋っぽい(嚙み切れない)」という意味です。

津軽弁訳は
「夢を叶えるために、みんなで粘り強くやっていけたらいいな」
といった感じになります。

おそらく、多田さんは津軽弁を使っている意識はなかったと思います。

今から考えると、無意識に津軽弁を使ってしまった多田さんは、弘前に移住する未来を予感していたのではないでしょうか。(そんなわけない)

おわり

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