「モドコモード」って、どんな意味?
RINGOMUSUME 4th Album「Eternity」に収録される新曲「モドコモード」。
「モドコ」とは、津軽の刺繍「こぎん刺し」の基本となる模様のことです。
では、「モドコモード」とはどういう意味になるのでしょうか?ちょっと考えてみました。
1 「モドコ」とは
こぎん刺しの基礎模様は「モドコ」と呼ばれ、現在40種類ほど存在します。これらを巧みに組み合わせることで、より大きく美しい幾何学模様が生み出されます。
(弘前こぎん研究所「津軽こぎん刺しについて」)
津軽の厳しく長い冬を少しでも快適にやり過ごすため、保湿と補強のため 、麻布に木綿の糸で刺し子を施すようになり、やがて「津軽こぎん刺し」が生み出された。
縦の織り目に対して一・三・五・七、、、と奇数目を数えて刺す技法で弘前を中心に発展した。
(弘前こぎん研究所「津軽こぎん刺しについて」)
2 「モード」とは
モード【mode】(Weblio辞書 デジタル大辞泉)
(1)方法。様式。形式。「エアコンの除湿モード」
(2)シーズンに先がけて作られたファッション。「ニューモード」
(3)音楽で、旋法。音階。中世ヨーロッパでは、リズムの特定パターンを意味することもあった。
(4)統計の度数分布表で、度数の最も大きい数値、あるいは、階級値。最頻値。並数(なみすう)。
(5)(比喩的に)そのような気分・状態。「仕事モード」「お疲れモード」
3 「モドコモード」の意味とは
(1)「モドコみたいな恋」
・少しずつできあがっていく
・一つ間違えると全体がくるってしまう
・難しく見える、不思議な形
・本当は単純なことの積み重ね
・何もない布にふたりでハートを描く
(2)「モドコファッション」
歌の意味としては、ちょっとなじまない感じです。
衣装の一部にこぎん刺しの模様を使っている?(2020年度パワーアップる!の衣装のような)
(3)「1357コード進行」
RINGOMUSUMEの「1625」は、「1625コード進行」で作曲されているそうです。
同じように、「モドコモード」では、モドコの基本数1・3・5・7が使われているのでは?という想像です。
ジャズアドリブの為に必要な最小構成要素はコードトーンです。コードトーンには135と1356と1357がありますが、その中でも最小構成は135です。
キントン日記 東京都墨田区錦糸町キングトーン音楽教室のブログ。
「1357コードトーン」というものがあるみたいです。
しかし、「1357コード進行」と同じものなのか?同じものだとしても、それが「モドコモード」に使われているかどうか、全くわかりません。
<(_ _)> 誰か教えてください。
4 その他
いろいろ調べているうちに、題名に「モード」を使った多田慎也さんの曲をwikiで発見しました。
はやぶさ「さよならモード」(作詞・作曲:多田慎也)(Spotify)
女性目線で「オトナになるため、あなたのもとを去るの」という歌です。ちょっと演歌ぽいところもあります。
この「モード」は、気分、状態の意味ですね。
おわり