りんご娘引継ぎ式 @POWER LIVE 2022 "UPDATES!"
昨年末に開催された
「RINGOMUSIC POWER LIVE 2022 "UPDATES!"」
いいライブでした。
FOURs卒業ライブのときは、1席ずつ間隔を空けた客席配置でしたが、今回はフル活用。
びっしり人が入っている弘前市民会館は、私も初めてでしたが、人数制限したときとは雰囲気が全然違って、とにかく熱気がすごかったです。
全体的に"UPDATES!"にふさわしいライブでしたが、一番印象に残ったパフォーマンスといえば、
新旧りんご娘の「Ringo disco」ですね。
( ↓ こちらはFOURsバージョン)
イントロが鳴って、どよめき。
そして、
りんご娘+OJでパフォーマンスするとわかって、さらにボルテージアップ。
Jさんの歌いだし、
♪ 踊ろうよ ねえ 後ろの正面だあれ?♪
思わず「じょなご~!!」って、叫びそうになりました。
そして、
王林さんの「いくよ」の破壊力。
会場の盛り上がりが半端じゃなかった。
Jさんも王林さんもノリノリで楽しそうだったし、ブランクを感じさせないパフォーマンスでした。
(そういえば、日テレで「チョコレイト・ディスコ」をやったときに、「王林って、こんなに踊れるの!」みたいな反響がありましたね。あれで驚いてた人たちに見せたかった。腰抜かしてたんじゃなかろうか)
そんなパワフルな先輩2人に、新生4人も負けておらず、6人のパフォーマンスは全然違和感がありませんでした。
というより、
6人のRINGOMUSUME、これでいいじゃん!
と一瞬思いました。
(でも、もし6人になっていたら「マメコバチ」は生まれていなかったかもしれないし、微妙なところです。)
さて、
熱狂のパフォーマンスが終わり、6人が横1列に並んで自己紹介。
「ピンクレディです」
「はつ恋ぐりんです」
「金星です」
「スターキングデリシャスです」
「王林です」
「ジョナゴールドです」
「私たちは、『新旧』りんご娘です」
その姿を見ていて、なんかずっと胸の奥でモヤモヤしていたものが晴れた気がしました。
思い起こせば、
FOURsが卒業を発表した昨年2月、いろんな人から
「りんご娘が解散して残念だね」
と言われ、そのたびに
「いやいや、解散じゃなくて卒業!りんご娘は続くから」
と反論していたものの、心の奥では、そうだよな、普通の人には解散に見えるよな、という釈然としない感じもありました。
モヤモヤ感というのは、
「『形式上の継続』と『事実上の断絶』のギャップ」
みたいなことだったのかもしれません。
6人がそれぞれの持ち味を存分に見せつけるパフォーマンスをして、そして並んで挨拶することで、
「ああ、これでやっとつながった」
と思えたのでした。
ライブの頭に新旧りんご娘をもってきたのは、総合演出のHIROMI先生のアイデアでしょうか。
当初、王林さんは大喜利かMC(司会)で参加する流れになっていたらしいので、パフォーマンスの機会をセットしてくれて感謝です。
おわり
リンゴミュージックとしては、FOURs in TOKYOでアルプスおとめがオープニングアクトを務めることで、新旧りんご娘の引継ぎの場にしたいと思っていたのかもしれません。
このオープニングアクトは実現しませんでしたが、満員の観客の前で引き継ぎ式ができたので、結果オーライです。