見出し画像

「RINGO MUSIC FES. 2024」の主催者について

「RINGO MUSIC FES. 2024」の内容とは全く関係のない話ですが、このフェスの主催が「弘前観光コンベンション協会 / 有限会社リンゴミュージック」となっているのは、なにか意味があるのでしょうか?

弘前観光コンベンション協会(以下「協会」)は、フェス会場の弘前市りんご公園の指定管理者になっています。

協会としては、単に施設の貸主の立場にとどめることもできたはずです。
主催者になったということは、協会にとって、このフェスの位置づけとして次の2つが考えられます。
①協会が管理する施設で行う自主事業
②観光振興に役立つ事業への参画

この位置づけの違いにどういう意味があるかというと、
例えば、
入場料無料の穴埋めを協会がするかどうか、仮に会場が岩木山総合公園になった場合、協会が引き続きかかわるかどうか、が変わってきます。

ということで、
協会の令和6年度の事業計画や収支予算を見ようと思いましたが、掲載されていませんでした🤔

最初に書いたとおり、協会が主催者であることとフェスの内容には関係がありません。
また、リンゴミュージックにとっては、協会が主催者に名を連ねていることで「地域のため」というお墨付きを得ることになるので、ありがたいことでもあります。

ちなみに、
フェスと公共セクターのかかわりはさまざまであり、どれが正解ということはありません。

【例】
LUCKY FES
主催:LuckyFM 茨城放送
後援:茨城県/ひたちなか市(市誕生30周年記念後援事業)/文化放送/FM FUJI/interfm/茨城新聞社/朝日新聞水戸総局/読売新聞水戸支局/毎日新聞水戸支局/産経新聞社水戸支局/日本経済新聞社水戸支局/共同通信社水戸支局/時事通信社水戸支局/東京新聞水戸支局

りんご音楽祭
主催:合同会社 SAREDO
企画・制作・運営:りんご音楽祭実行委員会(※自治体等がメンバーになっているかは不明)

佐賀さいこうフェス
主催:佐賀県・サガテレビ
※佐賀さいこうアートプロジェクトの一環らしいです。

ちなみに、
佐賀県HPによると、佐賀さいこうフェス Vol.9と第 24 回佐賀県障がい者文化芸術作品展の事業委託予算は5910万円です。

「RINGO MUSIC FES. 2024」のクラファン1000万円で足りるのかな……。

おわり

【RINGO MUSIC FES. 2024開催概要】

開催日:2024年9月28日(土)
​時 間:未定(決まり次第お知らせします)
会 場:弘前市りんご公園
​料 金:入園無料

主 催:弘前観光コンベンション協会 / 有限会社リンゴミュージック
制 作:ringoame inc. / TAPES PRODUCTION
後 援:弘前市

クラウドファンディング実施中です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?