【植物日誌】ポトスの水差し。容器の違い。
近頃、水耕栽培しているポトスの成長が顕著にみられるようになった。
基本的には水しかあげていないし、西向きの部屋で育てているから、朝晩寒くて昼は暑い環境。
水も毎日変えるのは面倒なので、周りで育てている鉢が乾いたタイミングで交換してる。究極に面倒くさい時は、水に空気を溶け込ますイメージで容器をクルクル振ってお終いにしている。
それでも元気に生きている。
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水差しのいいところは、水がこぼれさえしなければどんなものでも花瓶に出来てしまうところ。そして、我が家にはポトスの水差しが5つある。
1番育ちが良いのは…
1番育ちがいいのは透明の小瓶。
主根と側根がしっかり生えている。透明な瓶で根っこにも日光が当たるからか、主根も少し緑色に色づいているのが面白い。緑色になったところからも給水って出来ているんだろうか…。
2枚目の葉っぱも開いて、いよいよ成長を実感している。3枚目の葉はどこから生えてくるのか、楽しみだ。
2番目
二番目に育ちが良いのは茶色の瓶。長い根っこが瓶に沿ってグルグル伸びている。瓶の色が茶色と言うのも手伝って、土の中をのぞいているような感覚になれるのが茶色の瓶おすすめポイント。
根が出るまではティッシュで栓をして茎が水没してしまわないようにしていたけれど、二枚目の葉っぱが生え始めたので撤去した。それでも沈んでいかないから成長を感じて嬉しいような、お気に入りのビジュアルを諦めることが寂しいようなそんな感覚。
1番の小瓶と比べると、根の色は茶色。
昔、実験とかで使うような薬品を茶色の瓶に入れるのは日光から守るためだと聞いたことがある。根の色には日光が関係しているのかもしれない。
3番目
3番目と4番目は同列くらいな差。
不透明な陶器とメダカの水槽。
不透明な陶器は茎が長くて葉が陶器の縁に当たらない子は根っこを大きく伸ばして成長した。ガジュマルみたいに根を伸ばして、人の字みたいに自重を支えて。瓶の底に当たる側根は、上位のものよりも太くてしっかりしている。
けれど、茎が短くて葉っぱで陶器の口に引っかかっているこは、根っこの育ちも緩やかで、葉の表面もなんだかぼこぼこしている。
メダカの水槽に入れている子は、2本中1本は主根を長く伸ばし始めた。
メダカの糞尿が植物の栄養になるとかならないとか聞いたから取り敢えずいれてみた。水替えはせず注水のみだけれど、弱ることなく生きている。
もう一本は根っこも芽も生やさないけれど取り敢えず元気。この差は何なんだろう…。同じ個体から切り分けた子だし、育てる環境もずっと一緒だっただけに、謎だ。一つ心当たりは、元々水苔をぐるぐる巻きにして育てていたから、その時の力加減の差…とか?取り敢えずまた、様子見かな。
5番目は
透明な花瓶。
透明な小瓶は1番なのに花瓶になると5番。
小瓶と比べると、側根が明らかに短い。それに、葉っぱに張りがなくてしなびている。考えられるのはやっぱり、花瓶の口が大きくて葉っぱで支えている状態だから?
暫くティッシュを詰めて茎の部分で支えて様子を見ようと思う。
まとめ
冒頭で水さえためられれば何でも花瓶になると言ったけれど、植物によって合う合わないがどうやらあるらしい。
筆者的に水差しに最適なのは、植物が茎の部分で自重を支えられる容器かな。
結局のところ…なんでもいいということかな。