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どうしても気になる サンウェイ ・インターナショナルスクールを考察してみた件

(本記事は2021年5月14日にブログに投稿した記事です。)

Go for it マレーシア教育移住日記”のブログにご訪問いただきありがとうございます。

英国式の一発試験がどうも好きになれない僕ですが、コースワークと試験の総合評価であるカナダ式カリキュラムが前からどうも気になっていいます。

今回は、マレーシアで唯一カナダ式カリキュラムを採用する サンウェイ ・インターナショナルスクールについて昨年僕が真剣に転校を検討した際に興味を持った点について考察してみたというお話です。

息子ももうYear9の終盤でもう時間がないので、我が家はIGCSEまで英国式に骨を埋める覚悟をしましたが、今だに未練があって悶々としているので、その気持ちを皆さんにぶつけたいと思います(笑)


1. サンウェイ グループとは

Sunway Group とは、クアラルンプールを拠点とするマレーシア国内最大の複合企業(コングロマリット)で、その中核企業である Sunway Berhad はマレーシア証券取引所に上場し、2021年5月14日現在、時価総額は日本円で2,000億円を超えています。

Sunway Group は、セランゴール州ペタリンジャヤのバンダーサンウェイ一帯の開発を担い、マレーシアのみならず東南アジア諸国やオーストラリアなどで、住宅、商業、小売、レジャー、ヘルスケア、教育に関する不動産投資と開発、事業運営をする巨大企業です。

Sunway Berhad
https://www.sunway.com.my/

僕は、ある企業がどんな経緯で今の姿になっているのかという企業史(=ブランド力の源泉)に興味があるのでちょっぴり調べてみたところ、サンウェイは元々、ペタリンジャヤの Sungei (今の Sunway City のあたり)という土地で Sungei Way Holdings (スンゲイウェイ・ホールディングス)として操業し、かつてはマレーシアの主要な産業だったスズ鉱山の採掘および採石を事業として行う会社としてスタートし、その後、創業時の「Sungei Way」という社名が後に転じて現在の「Sunway」になったそうです。

引用元: The Sunway Story

Suway Group が開発したバンダーサンウェイにある Sunway City には、サンウェイリゾートホテル・アンド・スパピラミッドタワーホテルの2つの主要ホテルが含まれ、その他の観光関連施設にはショッピングモールであるサンウェイピラミッドや、子供たちが大好きなリゾートテーマパークであるサンウェイラグーンがあり、様々なレジャー施設を取り揃えた巨大な規模には誰もが圧倒されます。

2. サンウェイ グループの教育事業

Sunway Group は Sunway Education Group の親会社で、教育の事業としては次の学校を運営しています。

建設と不動産デベロッパーが中核事業であることから、各学校に周辺にはアコモデーション(コンドミニアムや学生寮など)を設置し、学生が学校周辺に住みながら学べる環境を整えています。

また、経営母体が巨大であり、学校法人の経営実績も豊富なことから、コロナ禍で厳しい状況にあるインターナショナルスクール経営ですが、サンウェイは非常に安心感があります。

3. 2つの サンウェイ ・インターナショナルスクール

3-1. サンウェイ ・インターナショナルスクール (クアラルンプール)

Sunway International School

【公式HP】https://sunwayschools.edu.my/siskl/
【設立】2008年
【通学/寮】通学・寮あり
【カリキュラム】🇨🇦 カナダ (中・高)/🇨🇭 IB (IBDP)
【場所】セランゴール州 ペタリンジャヤ
【学費帯】安い (Grade6=80〜120万円)
【公式YouTube】こちら
【公式Facebook】こちら

クアラルンプール唯一のカナダ式(オンタリオ州)カリキュラムのインター校。現在は幼稚園と小学校はなく、中学校からとなっています。

Grade11からは国際バカロレアにカリキュラムを切り替えるか、そのままカナダ式で進むかを選択することができる極めて珍しい体制の学校です。

3-2. サンウェイ ・インターナショナルスクール・サンウェイイスカンダル (ジョホールバル)

Sunway International School Sunway Iskandar

【公式HP】https://sunwayschools.edu.my/sisj/
【設立】2017年
【通学/寮】通学・寮あり
【カリキュラム】🇨🇦 カナダ (幼・小・中)/🇨🇭 IB (MYP・IBDP/IBCP)
【場所】ジョホール州 ヌサジャヤ
【学費帯】安い (Grade1=50〜80万円, Grade6=80〜120万円)
【公式YouTube】こちら
【公式Facebook】こちら

マレーシアではかなり知られているサンウェイのジョホールバル校ですが、これから教育移住を目指す日本人にはあまり知られていません。KL校と違ってジョホールバル校は幼稚園・小学校もあり、小学校のカリキュラムはカナダ式、中学校からはカナダ式か国際バカロレア・ミドルイヤープログラム(IBMYP)を選べる体制となっています。

その後は従来型のディプロマである国際バカロレア・ディプロマプログラム(IBDP)か、まだ世界的にも珍しいけど既に評価の高い国際バカロレア・キャリアリレーテッドプログラム(IBCP)を選択することができます。

4. どうして気になるのか?

4-1. カナダ式カリキュラム

サンウェイ・インターナショナルスクールは、カナダ・オンタリオ州の教育カリキュラムを採用しています

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