イポーにもある激安ミッション系インター、新校舎増築も魅力のウェスリー・メソジストスクール・イポー校
こんにちは、Shingoです。
今回は、イポーにある学費激安のミッション系インターであるウェスリー・メソジストスクール・イポー校(International)をご紹介します。
以前、こちらの記事(ペナン中心部に立派な校舎を構えるミッション系インター、ウェスリー・メソジストスクール・ペナン校)で、ウェスリーのペナン校をご紹介しましたが、イポー校はペナン校と比べてもさらに学費が安く、2023年に竣工を予定している新校舎増築計画が進行中というのも大きな魅力です。
1. 学校概要
Wesley Methodist School Ipoh (International)
https://ipoh.wms.edu.my/
【カリキュラム】英国式
【学年】プライマリースクール(Year1〜6)セカンダリースクール(Year7〜11)
【学費帯】もっとも安い
【学生寮】なし
【公式SNS】YouTube|Facebook
【進路】セカンダリースクールをYear11で修了後、他のインターナショナルスクールやカレッジのPre-Universityプログラム、または大学のファウンデーションコースに進学
そもそも「メソジスト教会」とは、18世紀初頭にイングランド国教会の中でオックスフォード大学のジョン・ウェスレー(1703-1791)と弟のチャールズ(1707-1788)を含む学生たちが小さなグループとなり、相互の生活向上を目的として聖書を学び、聖なる生活を送るという活動を起源としています。
彼らは、日課を区切り、規則正しい生活方法(メソッド:Method)を重んじて聖書の研究や規律正しい生活を送ることに重きを置き、その性格は几帳面で細やかであったことからメソジスト(Methodist)と呼ばれるようになり、その後、メソジスト教会はイングランド国教会から独立して、マレーシアを含む世界中に広く普及していきました。
ウェスリー・メソジストスクール・イポー校は、メソジスト教会の規律を重んじる教育を通じて、激変する現代の世界の中で目的意識のある市民として子供たちを育てていくことを校是としています。
同校は、地元マレーシアの子たちにマレーシアのカリキュラムを提供するローカルスクールと、英国式カリキュラムを提供するインターナショナルスクールを併設し、海外からの留学生も広く受け入れています。
現在、全校生徒数は500人前後というサイズの中規模校で、ローカルスクール併設ということも安定経営につながる魅力の1つです。
2. 校舎増築計画
ウェスリー・イポー校では、21 世紀に対応するスキルを備えた生徒を育成することを目指しています。
そして、倫理観と対人スキルを育むことを大きなミッションと捉え、「すべての子供の成長に伴い、個々の知恵を深め、神と他者から愛されるように成長すること」というビジョンを掲げています。
このビジョンを実現するため、新たな教育施設を拡充する「カナーン計画(project Canaan)」を目下推進中です。
カナーン計画(Project Canaan)では、2023年に新校舎の竣工を目指して現在グランドとして利用している土地の一部に大きな建物を増築し、そこで教育の内容をさらに充実させていくという計画です。
新校舎には、以下の設備を設置予定です。
多目的ホール(体育館)
アクティビティーホール
ITセンター
リソースセンター(図書館等)
オーディトリアム(講堂)
ミーティングルーム(音楽室)
アドミッションオフィス(管理事務所)
シックベイ(医務室)
教室
「教室」は、学生数の増加に伴い、より多くの教室のニーズを満たすものです。
2022年11月現在、建築は順調に進んでいます。
参考までに、新校舎増築の様子が学校公式YouTubeチャンネルにアップされていましたので、シェアしておきます。
3. 学費
私たちの2020-21年の学費区分によると、ウェスリー・メソジストスクール・イポー校の学費は「もっとも安い」に位置付けられ、その学費は激安です。
これ以降、ベースアップと為替の影響で学費は上振れていますが、以下に2022-23年度の学費(インターナショナルスクール)をご案内いたします。
※ すべて1RM=31円で計算
いただきました投げ銭はさらに質の良い記事を更新できるよう、ありがたく使せていただきます!いつもお読みいただき、ありがとうございます!