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英ウェールズで1541年に創立した伝統校のマレーシア姉妹校、キングヘンリー8世カレッジ

こんにちは、Shingoです。

今回は、クアラルンプールの都心と国際空港のちょうど中間のセランゴール州サイバージャヤ(Cyberjaya)に2018年に創立した英ウェールズ伝統校のマレーシア姉妹校であるキングヘンリー8世カレッジをご紹介します。

1. 学校概要

KING HENRY VIII COLLEGE
https://kinghenryviii.edu.my/

【カリキュラム】英国式
【学年】幼稚園、プライマリースクール(Year1〜6)、セカンダリースクール(Year7〜11)、シックスフォーム(Year12〜13)
【学費帯】高い
【学生寮】あり
【公式SNS】YouTubeFacebookTwitterInstagram(Boarding)Instagram(Sport)
【進路】セカンダリースクールをYear11で修了後、そのままYear12〜13のシックスフォームに上がりAレベルを学ぶか、他のカレッジのPre-Universityプログラムまたは大学のファウンデーションコースに進学

キングヘンリー8世カレッジは、英国ウェールズに1541年に創立した伝統あるボーディングスクール Christ College Brecon(クライストカレッジ・ブレコン)が開設した初の海外姉妹校です。

Christ College Brecon (英国本校)
https://www.christcollegebrecon.com/

クライストカレッジ・ブレコンは、自身の離婚問題によりカトリック教会からの破門されたあのイングランド王、キングヘンリー8世の勅許により設立された由緒ある伝統校です。

キングヘンリー8世はカトリック教会破門後にイングランド国教会を分離成立させ、イングランドにおける宗教改革を始めることになったのは有名な話ですね。

マレーシアにあるキングヘンリー8世カレッジは、英国ウェールズのクライストカレッジ・ブレコンが海外に初めて展開する姉妹校で、2018年に設立されました。

幼稚園からシックスフォームまで、一貫して英国式カリキュラムの教育を提供しており、2021年5月現在全生徒は600人を超えるとのことです。全体の生徒数の規模から見た学校の規模としては、小さすぎず大きすぎずといったちょうどいいサイズ感です。

ボーディングハウスがあり、単身留学も可能です。全生徒に占めるボーダーの数は、コロナの影響でかなり少なくなって、現在では10%未満とのこと。

キングヘンリー8世カレッジの最大のメリットは、小学1〜2年生の学費がかなり安くて手が届きやすく、英国ボーディングスクールのマレーシア姉妹校の中ではキングヘンリー8世カレッジだけが破格です。したがって、小学校から入学するのが狙い目の穴場の学校と言ってもいいでしょう。

学校のあるサイバージャヤの周辺の住環境は良好なので、通学生には人気がある学校です。学校の目の前のシンフォニーヒルズに住めば、徒歩で通学できることも大きな魅力です。

英国の名門ボーディングスクールを紹介した私たちのブログ記事でキングヘンリー8世カレッジを紹介していますので、あわせてご覧ください。

2. 学校の視察

キングヘンリー8世カレッジは、クアラルンプール連邦首都直轄領の南、セランゴール州サイバージャヤ(Cyberjaya)という新興住宅街にあり、クアラルンプールの中心KLセントラルからは車で40分ほどの距離にあります。

クアラルンプール国際空港からは車で25分ほどでなので、子供を連れての日本への帰国のことを考えると、便利なロケーションと言えるでしょう。

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