300歳の男
派遣会社に勤めていると本当にいろいろな方と出会います。
そして突然別れることもあります。
そんな出会いと別れの物語を綴っていきたいと思います。
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2017年12月
年末、さて営業所を締めようかという時間での飛び込みの応募電話でした。
「求人雑誌をみたのですが」
「ありがとうございます。 まずどの求人誌をご覧いただきご連絡いただいておりまs・・・
す、の時点、食い気味で
「その前に一つ確認したいことがあるのですが」
この時点で私の中ではシグナルが点灯していたわけですが…
「現在の肉体年齢は38歳なのですが
実はドイツで生まれ脳手術を繰り返し 肉体のみ変え
現在の体に至るわけですが
実年齢でいえば300歳を超えるのですが 就業は可能でしょうか」
・・・・。
実はこの方以前も応募があり その際は
実はFBI捜査で日本にいて空いた時間にフォークリフトの資格を使って
仕事がしたといっていた方
フォークリフトの免許はもっていないが
フォークリフトの設計から絡んでいて一部の特許も持っているので
運転は出来る、とおっしゃっていました。
もちろん実年齢が300歳というのは弊社の就業規則外ですし…
申し訳ないですがやんわりお断りをいたしました。
気付けば1時間ほどお話をさせていただきました。
話し上手なのか聞き上手なのか…。
実在する方なのであれば現FBI捜査官でフォークリフトの特許を持っていて
知識的にもとんでもない人材なので是非採用したいのですが…。
本当に世の中にはいろいろな人がいらっしゃいますね、とそういうお話。
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