敗戦の日(76)
今年もこの日がやって来た。
先の大戦(※1)にて、日本が無条件降伏を受け入れ、玉音放送が流れた日である。
約310万人という犠牲者を国内外で出した昭和の戦争(※2)は、76年前に日本の敗戦によって集結した。
私自身、大学生の時はこの時代が専攻だった故に何かと書きたいことはあるものの、歴史認識の違いとやらで紛糾すると思うので、ここでは多く語らないこととする。
それでもこれだけは言いたい。
今日という日くらい右左の思想問わず、神棚や仏壇の前で戦陣に散り、戦禍に倒れた御霊に対し「安らかに…」と静かに祈る。
そんな日になって欲しいと、私は心より強く思っている。
最後に、御霊に対し黙禱。
※1:様々な言い方(大東亜戦争やアジア太平洋戦争など)がありますが、どちらにも肩入れしたくないので、ここでは天皇陛下はじめご皇室に倣い「先の大戦」という表現を使用しました。
※2:昭和12(1937)年の盧溝橋事件から昭和20(1945)年の玉音放送迄の間で考えてます。
○ヘッダーの写真は一昨年の8月15日に参拝した九段下の靖國神社、最後の写真は昨年8月に参拝した静岡縣護國神社です。
○題名ですが、個人的に終戦記念日という言い方に違和感がありました。「この日に戦いも終わって無ければ(ソ連の侵攻だったり、9月2日のミズーリ艦上での降伏調印だったり)、記念日でもねぇよ」ってことで敗戦の日としています。ここだけは誤魔化したくないので自分の考えです。
嫌な方は無駄な事なんぞ考えず、内心で私を罵倒するなり、蔑むなりしてブラウザバックして下さい。一番良いのはスルーして頂けると幸いです。