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正期産(37週0日以降41週6日まで)

 いよいよ、正産期になりました。
 今までは、産まれてしまったらどうしようという漠然とした不安と、仕事や家事などの生活リズムの維持をすることが精いっぱいだった。
 それでも、おなかに赤ちゃんがいるという気持ちは、自然と頑張るためのスイッチを押してくれていたため、思っていたよりも不安は少なかったと思う。
 産休に入ってから、私の生活は一変した。
 朝は、夫と犬のために起き、犬へ食事を用意し、トイレをきれいにする。
 夫を見送り、夜中に眠れなかったぶん、居間で犬と仮眠して、いつお産が始まるかわからないので洗面・身支度をして緊張感を持ちながら、ニュースを見たり、洗濯や食器洗いをする。
 電動掃除機を動かして、犬が吠えるのを見ながら、ニュースを見て過ごし、洗濯が終わると、犬と一緒に洗濯物を干しに移動する。
 食事は、まだ胃が圧迫されているためにこまめに栄養素を取り入れる感覚で食べ、そのままお昼寝するときもあれば、宅配を待つこともある。

 医師からは、運動や散歩の許可が出たため、どの程度かを質問した。
 できることを少しずつ、増やしていくことをアドバイス受けた。
 ただ、散歩はやっぱり一人では心配なので、一人の時は、YouTubeでマタニティヨガをすることで運動やストレッチを始めた。
 1回10分から20分、1日に最低2回は取り入れられるようにしていき、陣痛が起こった時もヨガを取り入れられたら・・・なんて、その時にならないとわからないけど、夢は持ち続ける。

 夕方になったら、ご飯を炊き、宅配の食事を調理して食事をする。
 入浴して、夫と犬との生活を楽しむ。
 寝る前にヨガをして、、、2時間おきに目が覚めて、トイレに行き、横になるときにも痛みがあるなど違和感は続くので、心配で熟睡ができない。
 結局4~6時の2時間で、熟睡しているような状態が続く。
 
 今は、胎動の有無で生きているかどうか安心しているが、これからは離れる分、生きているか気が気でないのではないかと、その分、寝ることができないのではないかと思っている。
 自分で選んだ道だからこそ、不安を表に出しにくいと感じているが、何が不安かもわかりにくいという状況から、今後はこの場を自分の不安なことを整理する場にできれば、育児の参考書になるのかもしれないと思う。

 いつか逢える、この子のためにも、前を向いている姿を見せられるように悩みながらも強く進もうと思う。

 世の中のお母さん、本当にすごいことをしてますね。うん、いろいろ語りたくなるの、わかりました。私は、語りは苦手なので、この場所で伝えられたらと思います。

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