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ZARD『Don't you see!』
どーも、ゲッティです。27日。坂井さんの月命日ですね。
いつも寄り添ってくれるZARD/坂井泉水さんの歌、詞に感謝です。恩返しに少しでも皆さんにも興味を持っていただけたらと思い、曲紹介をします♪
今回は『Don't you see!』をご紹介!
『Don't you see!』
『Don't you see!』(作詞:坂井泉水 作曲:栗林誠一郎)は19thシングルで『ドラゴンボールGT』の第2期EDテーマに使用された曲です。公式チャンネルの映像を載せておきますね。
唯一のライブツアー「What a beautiful moment tour」でもアンコールの最後の曲として歌われた人気のある一曲ですね!
サビで坂井さんが指差しポーズをするんですが、ファンの皆さんも一緒になってやっていて一体感があっていいですね✨
トリビュートバンドのSARD UNDERGROUNDもやっていて盛り上がります♪shorts載せておきますね。
ジャケット写真では坂井さんが信号機にぶら下がっているのですが、合成ではなく、実際にニューヨークのタイムズスクエアでぶら下がって撮影したものですね😲
歌っている様子からは想像もできませんが、関係者によると、「恥ずかしくてできない」といいながらも、信号が青になったらかけよっていってぶらさがったみたいですね✨
当時の様子が確か書籍『永遠』に書かれていたと思いますが、引っ越しの際に実家に置いてきてしまったので確認がとれず😓
気になる方は読んでみて下さい📚
それでは『Don't you see!』についてのインタビューを紹介しますので、ぜひ坂井さんの想いに触れてみてください🥰
インタビュー紹介
アレンジを進めていく内に段々といろんな試行錯誤を繰り返し、結果的にはかなり複雑なアレンジに。
タイトルの"Don't you see!"というフレーズは"わかってよ…ね!"という意味。好きな相手同士でも、なかなか思ったとおりの気持ちは、正直言えなかったりするもの。そんなときのもどかしい心境をリアルに描いた詞になっています。
このインタビューに『Don't you see!』の魅力の全てが詰まっているといっても過言ではないと思っています。
恋愛はもちろんですが、近い距離の人ほど「わかってほしい」という気持ちが出てくると思います。「素直に言えばいいじゃん」と言ってしまえばそうなんですけど、このもどかしさがたまらなくいいんですよね✨
この「言いたいけどいえない、わかってほしい」というもどかしさを経て最後に「世界中の誰もがどんなに急いでも 私をつかまえていて」という「素直になりきれないけど、一緒にいてほしい」というメッセージにつながるのがたまらなくいいです🥰
良いとか悪いとかは置いておいて、「自分のことをどれだけ大切に思っているのか試したい」とか「相手に素直になれない」という気持ちをもったことがある人は共感できる部分がたくさんあるのではないでしょうか?
それでは『Don't you see!』の好きな詞を紹介していきます!
自分の考えや解釈を押し付けるつもりはありませんし、違和感を覚える方もいらっしゃるでしょうが、「そんな考え方もあるんだな」程度に思っていただけたらと思います。各々の感じ方や曲と結びつくご自身の思い出を大切にしていただけたら幸いです✨
好きな詞
その1:奇跡 思い出 少しは気にかけて
インタビューにもあったように「Don't you see!」は「わかってよ…ね!」という意味があります。恋愛において出会いの奇跡とか様々な思い出を振り返ったりしていろんな思いを巡らせることがあるかと思います。
「別に運命とか奇跡とか言ってもねぇ」という気持ちが曲の中の男性側にあるかもしれません。
それでも、そういった運命や奇跡といったものを信じたくなるような素敵な出会いであったということをわかってくれてもいいんじゃない!?気にかけてくれてもいいんじゃない!?といった主人公の女性の気持ちが表れているのがいいですね🥰
気持ちが溢れている詞でいいなぁと思いました。
その2:ちょっと醒めたふりをするクセは 傷つくのが怖いから
これはサビ前の「信じることを止めてしまえば 楽になるってわかってるけど」があるからより輝く詞ではないかと思います。
自分自身のことを見透かされているようでドキッともする一方、「めっちゃわかるわ~」と激しくうなずきたくなるフレーズですね。
自分が予期しない相手の一面が見えてしまった時に「こんなはずではなかったのに」と落胆したり、傷ついたりしたことがありましたし、今でも多少はあります。
そして「自分の思った通りの人だ!」「この人ならわかってくれるはず!」と期待すればするほど、ダメージも大きくなります。
「そういう一面もあるんだな」と考えられたらそれでおしまいなんですが、なかなかそうは上手くいかないのが人間…
これは相手が悪いと言っているのではなく、自分の問題です。だったら最初から期待しない、信じないと醒めた態度を取っていれば、傷つくことはありません。
ですが、その分喜びも小さくなると思います。ぶつかったとしても、傷ついたとしても、その場その場でしっかりと向き合っていくことで、よりよい関係をつくるキッカケになっていくと思います。
自分のことを「素直じゃないなー」とか「斜に構えてんなー」とか思った時には、この詞を思い出して「ああ、傷つきたくないんだな」と自分に寄り添います♪
プライドが邪魔したときには『Don't you see!』を聞いて坂井さんに寄り添ってもらいましょう🥰
「冷める」ではなく「醒める」という漢字を使っていることが気になりましたので、調べてみました。
「醒める」は、酒の酔いが消えるという意味です。そこから、比喩的に意識がはっきりした状態になる意味を表すこともできます。
「冷める」は、熱い状態のものが冷たくなるという意味です。そこから、高まっていた感情が弱まったり、興味が薄くなったりする意味を表す場合にも用いられます。後者の意味では、「醒める」とほぼ同義になります。
「好き」の感情が弱まるということよりも、「恋は盲目」というように、恋愛に酔っている状態から冷静に戻るということを坂井さんは表現したかったのかなと個人的に思いました。
「この人は私が運命の相手だと信じるほどではないんだ」という思いと「それでもわかってほしい」という思いの葛藤がうかがえますね。
耳で聴いたら「さめた」という音は同じですが、目で詞を見ることで、想像力が搔き立てられて味わい深いです😄
その3:世界中の誰もがどんなに急いでも 私をつかまえていて
インタビューのところでも少し触れましたが、この「どんなときにも一緒に居たい」という気持ちを素直に言えない感じがすごくいいですね。
「一緒にいたい」だと主語は私になりますし、うまくいかなかったときにダメージは大きいです。
「つかまえていて」だと主語はあなた(相手)になりますから、うまくいかなかったときに、言い方は悪いですが、相手がそうしたと受け身のポジションをとって自分へのダメージを軽くすることができる気がします。
「分かってよ!」という気持ちが強いながらも、相手にお願いするこの人間味あふれる感じがすごくいいですね!
こういうもどかしい過程を経て、互いに素直になっていくことができればますます素敵なストーリーになるなと感じています✨
終わりに
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
『Don't you see!』は素直になり切れないもどかしさを感じたことがある人には共感できる部分がたくさんあると思います。
傷つくことを怖れずにこのもどかしさを乗り越えていくことで、さらに素敵な物語に発展していくのだろうなとも感じています。
いろんな自分に寄り添いながら、生きていきたいですね♪
坂井さん、これからもどうぞ、寄り添ってください。
(本文の歌詞は『Don’t you see!』作詞:坂井泉水 作曲:栗林誠一郎からの引用)