こういうのが分からないとめちゃめちゃ苦労します。悪手率【1.3%】の打ち手が間違えた、最重要何切る!
何を切りますか?
『その子、二十』
ということで、今回紹介する牌譜の主は20歳の若者でした。
それだけではありません。
出してくださった牌譜。そのニシキ悪手率は、驚異の1.3%。
これは、めったに出る数字ではありません。
特上卓の牌譜でしたが、その打牌精度は、鳳凰卓上位レベルだったといって過言ではないでしょう。
そんな、若くして才気溢れる牌譜主さんが、
「分からなかった」
と洩らしたのが
この場面でした。
少し話は横道にそれますが、こういうふうに、分からないものは「分からない」と言ってくださるほうが、教える側としては助かります。
麻雀はどれだけ数を重ねても、次から次へと難解な場面が出てくるゲームです。分からないことは、全く恥ずかしいことではありませんよね。
真っ白なノートの方が、くっきりとした線は引きやすいものです。
みなさんも、問題をどんどん解いていって、分からない問題は正解と解法を紐解くことで、自分の知識を上書きしていきましょう。
さて、本題の「二十歳何切る」に戻りますが、
みなさんなら何を切りますか?
123と567の三色がチラつく、一見難しい問題になっています。
「一見」と書きましたが、コツさえ分かっていたら「一瞬」で答えは出せます。
実際に、私のnoteや牌譜検討をよく見てくださっている方の中には、
「あー、このパターンね!」
とニコニコしながら文字を目で追っている方もいらっしゃることでしょう。
実戦でもよく出てきますし、ここでのポイントは攻守ともに関わってきます。
自分の切る牌に自信が持てない方は、ぜひ読んでいってくださいね。
二十歳の青年は、この何切るを解くことで、また一回り強くなったことでしょう。
ということで、解説に入ります。この場面でのオススメは、
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