見出し画像

玉の間を抜けられない人がやりがちな【副露判断】と【押し引き判断】

①副露判断

上家から出た4pを鳴きますか? ご自身の中で、理由も固めておいてくださいね。

※ラス回避ルールでの実戦譜ですが、どのルールでも思考や結論は変わりません。

②押し引き〜VS仕掛け編〜

対面が切った東を、下家がポン。

続けて、

下家は、9sをチーしてきました。

その後、

自分は4pを引いてきました。

何を切りますか?

※ラス回避ルールでの実戦譜ですが、思考や結論は変わりません。


さて、かなり「キツめ」のタイトルになりましたが、今回取り上げる場面は2つともそれくらい重要だと言えます。

しかしながら、検討放送での正答率は低めでした。

こういったテキスト形式で取り上げることによって、「これは苦手だ…」という方に補填していただくのにピッタリのテーマだということですね。

特に、「雀豪を超えて、さらに上を目指したい方」には、必ず身につけていただきたい思考です。少しでも迷った方は、ぜひ最後までご覧ください。

そして、雀聖以上の方、天鳳の段位で五段以上の方は、当たり前のように出来てほしいところです。その中で、基本的&汎用性の高いポイントの説明をメインとしつつも、2つめの場面はかなり高度な思考も交えて紹介しています。自信の無い高段者の方にもオススメです。

また、競技ルールやフリールールでも使える考え方を用いて説明しています。重要ポイントの確認や勉強のために、この記事をご活用ください。

では、各場面へ行ってみましょう。


①副露判断

イーシャンテンに構えていたところ、上家から鳴ける4pが出ました。

567三色も見える手牌です。また、出てきた4pは1枚目。スルーしてもピンズのリャンカン部分はあと7枚も残っています。

ここでの4pは、


ここから先は

3,200字 / 8画像

¥ 100

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?