ニューヨーク学生生活の現実
ニューヨーク生活5ヶ月目に入っての感想
やっと慣れてきたかな。最初の3ヶ月、この街大嫌いでした。笑
実は、同級生ともこの話題を話すと同じことを言う人が多い。
今日はNYで学生生活を考えている人に、参考になればと思い書いてみます。
私が当初この街に面食らった理由は大きく3つ。
1.物価の高さ 2.街の治安と清潔さ 3.街の利便性
1.物価の高さ
まずはお家賃から。NYマンハッタンの平均家賃なんと70万円。冗談やろ。桁がおかしい。最近感覚値かつエリアにもよるが、20万弱くらい払わないと、日本のように個人で住める綺麗且つ便利なアパートはないと思います。基本はルームシェアですね。
余談ですが、我らが東京の平均値8万って!!可愛く見えるわ。小室圭さんの家賃が55万ほどらしいです。元皇室の方でさえ平均以下。今思うのは、彼もかなりの苦労人なのではないかと思います。一時期ポニーテールを批判されていたけど、美容室代も100ドルとかでバカにならない。純粋に節約していただけなのではないかと気の毒。
食も例外ではない。あるお店でみたこのメニュー表。度肝抜かれるとかのレベルじゃない。おにぎり一つ700円ほど。具のチョイスからして日本人が運営している店ではなさそうです。
そして、日本では食べることを我慢しないと毎日でも食べてしまいそうな食べ物、ラーメン。ラーメン屋に関する件で、原価が低いので利益が出やすいとよく聞いていた。そんなラーメン、こちらでは高級レストランと言っても過言ではないカテゴリ。下の写真は私が初めてNYで食べたラーメン。お値段なんと27ドルほど。日本の感覚で、餃子つけて、米つけて、ついでにビールも〜、なんてことしたらすぐに100ドルですわ。チップもあるので、外食は極力控えざるをえません。。。
2.街の治安と清潔さ
日本にいる頃から治安の悪さは聞いてた、実際にきて思うのは「良くない」ですね。笑。ただし、治安が悪いから外を歩かないとか、自分の自由を制限されるレベルではないと考えています。ホームレスや奇声を上げ続ける輩などは多いので、そういった人間には近づかないといった意識で対策はできていると思います。後、私は意識的に後ろを振り返るようにしています。時間帯としては、やはり深夜を超えると、街の雰囲気も変わってきます。公園などは明らかに浮浪者が増え、闇属性と思われる方々が集まってきます。「暗くなってからセントラルパークには近づくな」と、以前プロフェッサーからも言われました。一方で、金曜などは飲食街では深夜を超えても賑やかです。日本とは異なり手放しに飲みあるくことはできないですが、知識と意識で楽しむことは可能です。
そして、清潔さについてですが、実はニューヨークは世界でトップレベルの汚さのようです。NYC polled as one of the dirtiest cities on the planet(Time outで行われる投票でNYが世界で最も汚い都市にランクイン)ではNYの汚さを表す写真が掲載されております。やはりゴミですね。町中にゴミが落ちてます。日本以上にゴミ箱は各所に設置されているのに、街にゴミが溢れております。もちろん臭いがしたり、ネズミやゴッキーたちが晩餐会を開いております。以外な側面だと思うので、是非覚悟しておいて下さい。笑
3.街の利便性
街の利便性って、具体的にイメージが浮かばないかもしれないですが、私はNYに来てから日本がいかに利便性に優れているかを痛感しています。まず1つ目に、トイレ事情。NYにはほとんど公衆トイレがありません。あっても魔界への扉を開く可能性が高いです(非常に汚い)。その為、マクドナルドやスタバといったチェーン店のトイレを借りるしかありません。特に困るのが飲みの帰る時間帯。深夜になると飲食店も閉まるので借りる当てが無くなります。こちらに来てからはトイレのタイミングを計算することが多くなりました。2つ目に地下鉄。ニューヨークには24時間運営の地下鉄があります。終電ないなら利便性高いじゃない!と思われるかもしれませんが、なかなか一筋縄ではいかないんです。まず定時に来ることは稀。数分遅れただけで話題になる日本社会と異なり、こちらでは数十分遅れることは常ですし、週末になる一部車線の運行が停止されたりして生活に多大な影響を及ぼします。そして、社内の雰囲気が良くないです。車内の照明が暗かったり、汚れていたりと、これまた注意が必要です。前述の治安と被りますが、特に地下鉄内での事件はコロナ以降、後を絶ちません。今年特に記憶に残ったのが米ニューヨーク市の地下鉄駅で通勤客ら10人が銃で撃たれて負傷するなどした事件。以降も暴行事件などが多く、数日前にも謎のコスチューム集団が暴行事件を起こしています。私もいつこういった事件に巻き込まれるかは分かりません。できることはなるべく周りを見渡せる車両の端に座り、できる限り周囲の人たちを観察し、少しでもリスクがありそうであれば車両を変えるようにしています。
以上が、3つの理由でした。
知らなかった!と思ってもらえる要素が一つでもあれば幸いです。
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