残念だなぁ 気骨の判決 NHKスペシャル終戦ドラマ
本来、8月16日に放送らしいのだけど、先ほどBS放送で見た
右へ倣えってのが小学校の校庭で号令がかかった時の風景をかすかに覚えている
確か、大政翼賛会は、近衛文麿が創設したはずなのに、このドラマでは、東條英機が創設した様な表現になっていた
この点は、非常にずさんなことだと思う、作品の底が見えてしまった瞬間だった
ただ、テーマとしての弱い私たち、日本人のことは、見ようによっては、大変よく描けていると思う
弱くて、ズルくて、だから、どうしようもなく、他人に対して居丈高になる
これを縦社会と云う方もいる
周恩来が日本人を評して、小人とか、要するに、救いがたい、弱虫なので、そのことを自覚するのが怖くて、どんどん強がってしまう
虎の威を借る狐
しかし、敗戦記念番組と銘うつのなら、もう少し緻密に台本を練ってもらいたかったと思う、もう、なんでも東條さんを悪者にして、こちら側に立とうということをやめてもらいたい
せっかく、テーマとして、小人の我々に気づかせてくれることを描いてくれたのに
残念だなぁ