油セミ 聞こえないだろうけど
朝、散歩に出る、図書館は、まだ開かない
毎年、毎年、なんと違うセミが鳴いている、交尾の一瞬のために、地中に何年もいるらしい
素数年、すなわち、5年とか7年、13年、とか地中にいるのもいるらしいのだけど、よくまあ長い間いるものだ
確か、子供の夏休みの宿題か何かで、あれは何の虫だったか、カブトムシ?セミ?、脱皮を繰り返す、3回だったかな
その時、教わったけど、近親ばかりで交配していると、どんどん小さな幼虫ばかりになって、次の世代が生まれなくなってくるらしい
動物園などは、生まれてくる子たちは、どうしても親戚ばかりになってしまう
奇形とかも含めて、子孫を残す確率が減ってゆく、何か切ない思いにかられる