なぁんだ家康
このネタは、もうやめようと思ってたのだけど、演出家の話しとして、脚本を読んでびっくりしたとか言ってたらしいので、もっとびっくりした
家康の前で明智光秀を撃ち打擲したのは、事前の密談の事を家康に聞かれたからとかと言ってたと書いてあった
密談をしていたことがバレたから、信長が怒ったとか、そして、光秀がもうダメだとか言っていたことになっている
バカも休み休みしてほしい、もうダメだと思う明智光秀に2万もの木下藤吉郎支援部隊を任せるのか、そうであるなら、信長は、よっぽどアホだ、殺して下さいって言ってるようなものだ
まして、家康の面前でハゲチャビンとか、叩かれて、わたしは、もうダメだとか言わせてる
信長は、そんな奴に2万もの大軍をあずけて、中国に向かわせた?そんなバカなことがあるわけないだろう
台本なのか脚本家かどうだか知らないけど、何で撃ち打擲した本人に2万もの援軍をまかせるか、それは、家康の毒殺を失敗したことを誤魔化すために、みんなの前で一芝居うったのだ
信長にとって、西側は、戦いが好きじゃない毛利なので問題無し、四国の長宗我部には、遠征軍を派遣している、北は、柴田勝家が守ってる
そして、東は、武田が滅び、後は、武田の遺臣と武田家を継ぐ穴山梅雪を味方にした家康が残るのみなのだ、北条とは同盟状態なのだ
飛んで火に入る夏の虫、それを承知で安土城に出向く家康、そしてキリシタンと手を切って、神になろうとする信長、だから天主なのだ、天守じゃない、天主閣なのだ
天皇、公家にグレゴリオ歴を承知させ、日本の国王、いや、皇帝かも知れないが、足利義教が手本だ、君臨することになったのだ
ところが、スペインに支援国が変わり、穏健なヴァリニヤーノが使節団を連れてローマに行っている間に、信長は、本能寺とともに爆破されている
スペインから観ると穏健なポルトガルでは、信長に利用されるだけだし、日本占領に邪魔だと判断したのだろう、戦いに勝たせた側からみると、要らないのだ、半分近い大名は、キリシタンの配下だし、信長は、もう要らないのだろう
イエズス会の配下にあった大名に信長暗殺の号令が下された、多分、実行犯は、斎藤利三であり、日本の殖民地化、教化を進めるのだ
信長だって、天下布武って言っていた、布教と武力だ、キリシタンの殖民地政策そのものだ
そして、次の主人公、秀吉になる、これについては、他に譲ろう、そして、新教徒のオランダと組んだ家康になるのだ
浅い解釈と時代考証家に古沢さんの脚本が無茶苦茶にされたのか、それとも、もともとがそうなのか?さっぱり驚かない、まして、あの義理がたい家康が信長暗殺を企てるなんてナンセンスだ
家康は、武田の遺臣、明智、斎藤利三の娘などなど、みんな面倒を見ているし、信長の一族、親戚だって
唯一、秀頼・淀君は、関ヶ原から15年も経って滅んだのだ、存続の道を探らなかった側にも責任がある
うんっ!もう!!
なぁんだ家康