梅の落下が始まった、梅仕事の始まり、始まり

完熟梅は、自然落下する

朝晩、自然落下したものを集めて、集めて、洗って、なり口を取って、充分に乾かす、そして、ちょっと焼酎で消毒する

塩分は、１５%が失敗しない目安らしいが、遠慮なく２０%にしている、安心して漬けられる

なり口のところには、塩を丹念に刷り込んで、ジップロックに入れて、そのまんま冷蔵庫に入れる、１週間もすれば、梅酢も上がってくる

完熟梅は、毎日、毎日落ちてくる、同じ木に成っているのに、不思議なもので、それぞれ出来が全く違う

日のあたる場所で赤く染まってるもの、日にあたりすぎて、充分に膨らまないうちに表面が硬くなったもの、全く日陰で小さいものから、大きく丸々と太ったものまである

梅雨の雨のたびに大きくなる、嵐でもあろうものなら、未だ青いうちにバラバラと落ちたりする、落ちる時に当たりどころが悪くて傷ついたものもあり、拾い損なって、片隅で傷んだものもある

それぞれ、落果するタイミングが違う、それを少しずつ集めて、塩してタイムマシン冷蔵庫で集める、梅酢が上がれば、もう安心だ

２〜３kに集めて、ビンに塩漬けのままに、土用干しを待つのだ

紫蘇は、土用干しの後に漬け込むと種まで真っ赤な梅干しになる