安倍龍太郎著 信長はなぜ葬られたのか 世界史の中の本能寺の変
まだ、著者略歴とかパラパラとめくっただけで恐縮です
以前、いろいろな本を読んで、信長は、暗殺は、キリシタンそれも覇権がポルトガルからスペインに移り、フェリペ2世治世の出来事であることがわかった
スペインの南アメリカへのあの暴力的占領政策そのものであったことなどを婉曲に書いたのだけど、この本は、どうもその周辺も含め綿密に書かれているようだ
加治さん、副島さん、渡辺さん描くことの周辺を含めて、綿密に調べ展開しているようだ、楽しみだ
どうも日本には、タブーというか、キリスト教に対して、遠慮というか、そのようなものがあり、スペイン、イギリス、オランダ、フランス等々の残逆な殖民地政策と布教が一体であることが書かれることがほとんどない
日本だってあじわった、非戦闘員に対する虐殺は、人々をおそろしく無気力にしてしまうのだろう
これからじっくり読んでゆこう、事実を重ねてゆけば、日本の大航海時代とのかかわりがいっぱいあったはずだ
それは、唐の時代、聖徳太子による独立宣言、聖武天皇による、徳知などなど、仏教と神道などとも類似する
カトリックが、ポルトガルからスペイン、そして新教徒のオランダ、イギリスなどに代わっていったことなどが、日本の大名間の戦争とどう関わってきたか、堺の武器商人たちは、などなど、ますます面白くなってきた