仕事のための方法論 その⑩ 資本主義と楽して稼ぐこと
今の日本は、資本主義と言われている
ということは、資本の論理で世の中が動いているって事らしい
資本主義とは、単純なロジックしか知らないけど、要するに沢山あるものは安くて、皆んなが欲しがって数が少ないと高いって云う事になるらしい
敗戦後、物量に負けて、水道哲学とか言って、ともかく大量生産が求められ、そのために熱・電気エネルギー、石炭・石油、工学系の人材、材料、物流を確保する事に邁進して来た
そして、大量生産は、製品が安く供給されるってことになって、大量消費が求められ、生産設備の過剰により、価格は、ちっとも上がらない世の中が出来てしまった、ついでに人権費も上がらない
要するに、いっぱいあると、買い叩かれるって事が資本主義の仕組みってことらしい
働かなければ食べて行けない世の中から、年金世代も含め気楽に食べてる人が多くなってきて、若い人々が楽して稼ぎたい、いやなんとか食べてさえ行ければ、いいって云う様な人々が結構多いらしい
今の年金世代は、多分、食べて行けない恐怖に後ろから刃を突き付けられていた
ただ、過ぎ去ってしまうと、そんな恐怖は、忘れてしまっている、最初から気楽に生きたいと思ってた訳じゃ無い
それが、何とまあ、若いうちから、楽して稼ぎたいと思う人が育って来たらしい、そう云う人が多くなればなるほど、資本主義の原則が働くとどうなるのだろうか
そう、数が多いと云うことは、安く買い叩かれるのだ、当たり前だ
だから、この様な人が多くなればなるほど、良く働く人々にとっては、チャンスが広がるってことだ
昔は、多くの人が狭き門に押し寄せていたが、今、努力する人々には、門が広くなって来ていると云うことだ
ただし、それは、資本主義であればと云う事になる