【※LIVE映像】2005年上半期 LIVEダイジェスト！【ネガティブリアクションズ⑤】&僕なりの女装スタイル
2人組の狂気バンド"ネガティブリアクションズ"。結成3ヶ月後には、色の白いベーシスト"色白"が仲間に加わった。
ドラムとギターの2人で、音楽性より世界を変える目的に特化した表現から、徐々に音楽めいたものになっていく。
レコーディングをしてみようという話も、大きく進んだ。
それと並行し、結成後2回目のライブを終えたネガティブリアクションズは、見ていたお客さんや対バンから興味を持ってもらえ、今後の人生を動かすような大きな出会いも得る。
本気の表現をすれば、運命は動き出す。
そして世界を変えることができると知った。
特に今後の流れを大きく変えてもらうことになる、SAMSUNG5とNOW OR NEVERの2バンドとの出会いに、画伯ちゃんは感化されていくのであった。
ここまでが前回のお話。
前回までは↓↓↓
まとめマガジン↓↓↓
テーマ:精神病・引きこもり・女装者
バンドのテーマをそこに設定し、無意味や無意識や狂気で味付けして調理していきたい画伯ちゃん。
坊主Tシャツ童貞大学生の姿で、ライブをすることに違和感があった。
ドラムの鼻でかはJA農協の帽子、オタクの格好、しまいにはリカちゃん人形(のパチモノ)をドラムスティックとして使い出す始末。
キャラ負けしまくってるぜ。
ベースの色白はヴィジュアル系が好きだし、衣装も持っているらしいが、このバンドでは使いたくなさそう。
じゃあ普通枠は色白、オタク系の虐げられる枠は鼻でか、画伯ちゃんは女装をすることになった。
以前までの記事で、これらのテーマをバンド内に持ち込んだことで、その世界(自分には無い役に徹すること)に引っ張られ"現在の精神障害の診断、そして数年に及ぶ引きこもりに繋がった"ような書き方をしたが、元々そういうものを持っていた気もするな。
今も女装(可愛い格好)したいもんな...
しかし、男3人のバンドで、女性服や下着を買いに行く勇気がでない。
ライブで使用する小道具を買うついでに、100均に売っている女児用キャミソール、スポーツブラを買い、ネットで赤髪のかつら(ウィッグ)を購入した。
へぇ！？ガラケー時代の画像ちっさ！
まずウィッグをつけて試し撮りしている2005年夏の画伯ちゃん。
なんっ！ちっさ！
全てを装着して試し撮りする画伯ちゃん。
メンバーにこれでライブしていいか写メを送りつけてた気がする。
mixiのトップもこれだったような...
なんやこれ...笑
どうしてもブラを見せたくて、キャミソールの上に着けていた。
うーん。でもこれだと本物感がない。
表面的な笑いで済ませてしまう。
でも中に着たら、ステージで伝わらないし...
わかりやすくて、バンドの空気に合いそうなもの...
僕なりのロングスカート:服飾の女の子
そういったことを鼻でかに相談すると
「知り合いに服飾学校いってる子いるから、スカート作り頼んでみる？」
「おー！面白そう！お願いしてみてほしい」
数週間後、鼻でかの地元の友達だという女の子とミーティングをするのが決まった。
ここまで、そして今後も女性が物語に出てくるが、今思えばリアルで絡んだのは全員鼻でかの知り合いだったな...
なんであいつも童貞だったのに、あんなに女性の知り合いがいたんだ...
悔しいし...謎だ...
鼻でかと共に向かうと
「聞いていた通り、気持ち悪いですね」
「え...！」
「あっ、この人が女装してライブするって考えたらですよ！スカート作ってほしいって依頼だし...笑」
「そうですね...」
童貞な画伯ちゃんには出会い頭の事故すぎて、足が震えていた。
理想のスカートがどんなものかイメージの共有を話し合い、巨大てるてる坊主を作製したときの布地専門店へ。
女の子は、俺のお腹から下のサイズを全て測ってくれていた。
当時100~110kgくらい体重があったはずなので、ウエストもとんでもないサイズ。
その情報を元に、画伯ちゃんの好みの布地を選び、女の子のオススメで黒い透け透けも足すことを決めて購入した。
そこから１ヶ月弱で、商品が完成したとのことで受け取りに。
とてつもないクオリティ。
想像を超える出来栄えに、あわあわしてまたしても足が震えていた。
何をどうすればいいかわからんくて鼻でかに任せた気もするが、そのクオリティに見合うほどのギャラも正式には支払ってなかった気がする。
「練習になったし、初めてこういうオーダーを受けて勉強にもなったんで大丈夫ですよ！大事に使ってくださいね。バンドの雰囲気に合うものができたと思います」
「すみません、ありがとうございます」
この辺の裏事情がどうなってたのか、いつか鼻でか君に聞いてみたい。
裏でなんかしてくれてたっぽいなぁ。
完成したロングスカート↓↓↓
ウエストが大きすぎる＆これからも大きくなる可能性を考慮して、ゴムウエスト式にしてくれる気遣い！笑
ほんと嬉しかった！可愛い！
本当に素晴らしい出来ばえ。
今も大事にクローゼットに保管してある。
ここぞって大事な瞬間に、また着るから。
画伯ちゃんは、女の子になりたかった。
可愛い服を着て、可愛いと褒められたい。可愛いに包まれて生きていたいんだ。
だから100均で化粧道具も揃えた。
もう準備万端だぜ！
【ネガティブリアクションズ】2005年上半期 LIVEダイジェスト！(YouTube)
そんな対バンとの出会い、メンバーとの出会い、服飾の子との出会い、女装との出会い。
様々な濃い瞬間を過ごした時期の"VHSテープ"も発掘した。
前回は結成後2回目のライブ映像。
今回は1~5回目あたりまでのライブからダイジェスト動画を、VHSテープから取り込み編集して作った。
~概要欄より~
〜檄文〜
「精神病！引きこもり！女装者...
...欲する者たちである」
どうも〜！ネガティブリアクションズです。
新神楽にてライブをおこなった時の様子。(3ライブ分のダイジェスト)
新メンバーの色白（ベース）が加わり3人組になった僕たち。
レコーディング直前までの仕上がっていく？姿を、とくとご覧あれ！！！
高評価・チャンネル登録よろしくお願いします！
これからも面白い動画をアップしていきますので。
どうだろうか？
2回目のライブのような表現に振り切った世界観ではなく、音楽性を少し求め、さらに狂気的な雰囲気も混ざり合っているのが伝わるかな？
そして、朝イチの市場でネギを大量に買い込み、ステージで調理して配布するスタイルも見つけた。
安全面にも考慮しながら。
自分たちだけの表現を求め、会議はいつも爆笑に包まれていた。
しかし、伝わる相手と伝わらない相手の差が大きくて、ブレも出てきたのかもしれない。より大衆受けのほうに舵を取るか悩み始めていた。
そんな自分の気持ちに気づかないフリをして、音に自信のついてきたネガティブリアクションズはレコーディングに取り組むことになる。
結成後4~5ヶ月ほどの超スピードで、行動を起こしていく。
画伯ちゃんは、このバンドで全てをやりきるつもりだった。
もう目の前に2005年の夏がやってきていた。
そのとき画伯ちゃんの前に、アナーキーな女性が舞い降りてきたんだ。
次回
・2人時代の初期音源まとめ動画
・当時の歌詞ファイル
・友達バンドとの感化しあい
・ホームページ作成によるネットでの出会い
をお届けする。
つづく
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⭐️参考音源です↓(過去のバンド〜最近まで)⭐️
https://heavyendies.bandcamp.com/album/menbo
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