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いま買わないと損をする!と思ったときの時間稼ぎ

おはようございます! 「時は金なり、とも稼ぎ」根太幸吉です。

お得なセールや「期間限定」のフレーズに出会うと、「今買わないと損をする!」という強い衝動に駆られることがあります。しかし、そうした瞬間は冷静さを欠いていることが多く、あとあと後悔してしまうこともしばしばです。熱に浮かされている自分を自覚し、少しでも判断の時間を稼いで、致命的な損を避け、心の余裕を取り戻すための方法をいくつか紹介します。

1. 画面やお店から一度離れる

まず、すぐに購入せず、物理的にその場を離れることが効果的です。オンラインショッピングならサイトを一旦閉じ、店頭であれば店から一歩出てみましょう。この小さな行動が、脳にクールダウンする時間を与え、衝動を落ち着けてくれます。5分でも10分でも良いので、少し距離を置くことで、冷静な判断がしやすくなります。

2. 目的と金額を確認する

衝動に駆られたときは、冷静に「これを買う目的は何か?」と自問自答してみましょう。また、今の自分にとってそれが本当に必要なのか、予算内であるかも確認することが重要です。この段階で、「本当は今買う必要がないかも」と気づくことも少なくありません。お金の使い道を明確にすることで、感情ではなく理性に基づいた判断ができるようになります。

3. 購入リストを活用する

衝動買いを防ぐための一つの手段として、事前に作成した「購入リスト」を見直す方法があります。リストに含まれていないものやサービスを今すぐ買う必要があるのか、一度立ち止まって考えてみましょう。リストにない場合は、しばらく時間を置いて再度検討することで、衝動を抑えやすくなります。

4. 他の人に相談する

冷静な判断が難しいと感じた場合は、信頼できる友人や家族に相談するのも一つの方法です。第三者の意見は、客観的な視点を提供してくれるため、冷静さを取り戻す助けになります。また、誰かに話すことで、自分自身の感情や衝動を整理することができる場合もあります。ただし、相談相手によっては購入を焚きつけられたり、相手からの忠告に反発を覚えたりして、購入衝動が高まる可能性もありますので、注意しましょう。

5. 自分への問いかけ:本当に損なのか?

「今買わないと損をする!」と感じる背後には、「損をする恐怖」が潜んでいます。人間は損をすることに対して過敏に反応する傾向があることが心理学の研究から分かっています。しかし、本当に損なのかを冷静に考えることが大切です。たとえ今回の購入を見送ったとしても、似たような商品が後で出てくる可能性や、安くなる時期が訪れることが多いです。短期的な視点ではなく、長期的な視野で物事を捉えることで、不必要なプレッシャーを軽減することができます。

6. 判断する時間が取れない場合は「買わない」をルールに

購入する際に「これは(自己)投資だから」という言い訳がしばしば使われます。実際に自己投資になるならもちろん問題ないどころか、すばらしいことです。しかし、対象について全然学べていなかったり、冷静に判断できなかったりしたまま購入したものが自己投資になることは、まずありません。それは投資ではなく投機やギャンブルと同じ、いわゆる「高い勉強代」になるのがオチです。
ですから、対象について学ぶ時間が取れない、または冷静に判断する時間がない場合には、「買わない」というルールを自分に課すことも効果的です。このルールを守るための訓練として、まずは簡単な場面から始めてみましょう。例えば、セールや広告に惑わされず、「今は本当に必要かどうか分からないから、買わない」と決める小さな練習を積み重ねることです。

この「買わないルール」を身に付けることで、無駄な購入を減らし、後悔することも少なくなります。習慣化することで、自然と冷静な判断ができるようになり、衝動買いに振り回されることが少なくなるでしょう。

衝動に駆られて「今すぐ買わないと損をする!」と思ったときこそ、時間を稼ぐことが重要です。ほんの少しの時間でも、冷静さを取り戻すための貴重なきっかけになります。学べていない、判断できない場合には、ルールとして「買わない」を選択することで、落ち着いて自分にとって本当に必要なものを見極める習慣を育てていきましょう。

というとこで、幸吉でした。
今日もご安全に、時間とお金をともに稼いでいきましょう!

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