話が噛み合わないメンバーに執着されたときの時間稼ぎ
おはようございます! 「時は金なり、とも稼ぎ」根太幸吉です。
コミュニティや職場などで、論理的に話が噛み合わないのに自身は冷静沈着だと確信してこちらを「教育」してやろうと執着してくる相手に絡まれることがあります。そのコミュニティから離れるという手もありますが、自分がそのコミュニティーの中核メンバーですとそうも行きません。また、小さなコミュニティでは逃げ場が少ないため、時間稼ぎをすることが重要です。ここでの時間稼ぎは、相手との関係がこれ以上悪化しないようにしつつ、自分が冷静さを保ち、状況を適切にコントロールするための余裕を確保することが目的です。今回は、困ったメンバーがいる場合にどのように時間を稼げば良い結果を得られるか紹介します。
1. 質問を使って相手に考えさせる
相手が自分の主張に固執している場合、自分が一方的に反論したり説得しようとするのではなく、相手に質問を投げかけて考えさせる時間を作ります。「どのような根拠でそう考えていますか?」といった質問を使うことで、相手が自分の考えを見直す時間を稼ぐことができます。相手が考え込む時間を作ることで、会話のテンポをコントロールし、対話の内容がより建設的な方向に進む可能性が高まります。
2. 会話を一時停止して状況を整理する
論理的に噛み合わない会話に巻き込まれていると感じた場合、あえて一時的に会話を中断し、状況を整理することが効果的です。「ちょっとこの話を整理する時間をもらえますか?」と提案することで、焦らずに一度立ち止まって冷静に状況を把握し、自分の反応を考える余裕を作りましょう。この間に、次にどう対応するべきかを考えることができます。
3. 相手の意見を繰り返して確認する
相手の主張をそのまま繰り返し、「つまり、こういうことを言いたいのでしょうか?」と確認する方法は、相手に自己反省の機会を与えるとともに、会話のペースを遅らせる効果があります。相手が何を主張しているのかを確認し、その上で自分の意見をゆっくりと返すことで、相手が冷静さを欠くことなく自己主張を見直す時間を作れます。この手法は、相手に対する敬意も示すため、関係を損なうことなく時間を稼げる方法です。
対面で話している場合は、紙などに図示しながら整理することも有効です。誤解や矛盾があれば、それが分かりやすくなります。
4. 第三者を巻き込む
困ったメンバーとの対話が続く場合、第三者を仲裁役として巻き込むことも時間稼ぎの一つの方法です。「彼/彼女(信頼できる第三者)の意見も聞いてみましょう」と相手に持ちかけることで、対話を整理する時間を確保できます。相手が直接あなたと対立するよりも、第三者の介入によって、対話が感情的になることを防ぎ、論理的に進めやすくなります。
5. 結論を急がず、次の会話の機会を提案する
問題が一度の会話で解決しない場合、無理にその場で結論を出そうとせず、次の話し合いの機会を提案するのも効果的です。「この話は大事なので、もう少し時間をかけて考えた上で、次回また話しましょう」といった形で、相手に時間を与え、冷静に再度議論を行う場を設定します。こうすることで、感情的な議論の加速を防ぎ、より建設的な話し合いが期待できます。
6. 自分自身の冷静さを保つ
自分が冷静であることが、最も重要な時間稼ぎの要素です。相手に対して焦らず、沈着冷静に対応することで、状況全体をよりコントロールできます。もし感情が高ぶりそうになった場合、一旦深呼吸をし、自分自身に落ち着く時間を与えましょう。また、短時間でも少し離れて気持ちを落ち着けることができる機会を探し、リフレッシュしてから会話に戻ると良いです。
以上のような時間稼ぎの手法を使うことで、困ったメンバーとの対話をより効果的に進めることができるでしょう。焦らずに対応し、相手に再考の余地を与えることで、最終的にはより良い結果が得られる可能性が高まります。時間稼ぎは、問題を無理に先送りにするのではなく、最適な解決策を見出すための貴重な戦略です。
というとこで、幸吉でした。
今日もご安全に、時間とお金をともに稼いでいきましょう!