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言いたいことてんこ盛りを防ぐ時間稼ぎ
おはようございます! 「時は金なり、とも稼ぎ」根太幸吉です。
何かを説明するとき、あれもこれもと盛り込みたくなり、結果として焦点がぼやけてしまうことがあるでしょう。特にプレゼンや文章を書く場面では、伝えたいことが多すぎると、かえって伝わりにくくなることもあります。今回は、そのようなときに立ち止まり、情報の取捨選択を冷静に行うための時間稼ぎを紹介します。
1. 「一番伝えたいことは何か?」を10秒で書き出す
最も重要なメッセージは何かを、10秒以内に書き出してみましょう。長く考え込まず、パッと頭に浮かんだものを言語化することで、優先順位がはっきりします。もし、複数出てきた場合は、それぞれを比較し、一つに絞り込む意識を持つことが大切です。
2. 「削る」と「補う」のバランスを意識する
盛り込みすぎを防ぐためには、余計な要素を削ることが重要ですが、削るだけでは説明が不足してしまう場合もあります。そのため、「この情報を削ると、伝えたいことがわかりにくくなるか?」と考えながら調整していきましょう。不要な補足説明を排除し、逆に伝えたい本質を補強する情報だけを残す意識がポイントです。
3. 「3つにまとめる」ルールを導入する
伝えたい内容が多いときは、3つのポイントに整理することで、聞き手や読み手が理解しやすくなります。「どうしても伝えたいことを3つだけに絞るなら?」と自分に問いかけ、絞り込んでみましょう。4つ以上の要素がある場合は、「この中で一番不要なものは?」と考えて削っていくと、整理しやすくなります。
4. 「一度メモに書いて、あえて10分放置する」
考えがまとまらないときは、一旦紙やメモアプリに書き出した後、10分ほど意識的に放置してみるのも有効です。その間に別の作業をすることで、冷静な視点で内容を見直せるようになります。時間をおいて読み返すと、「これはなくても伝わる」「ここはもっとシンプルにできる」という視点が生まれやすくなります。
5. 「相手が何を知りたいか?」を想像する
自分が伝えたいことばかり考えていると、つい情報過多になりがちです。しかし、相手が知りたいのは何か? どこに興味を持つのか? という視点を持つことで、不要な情報を自然と削減できます。「相手がこの話を聞いて、一番知りたいことは何か?」と考えながら内容を整理していくと、本当に必要な情報だけを選びやすくなります。
言いたいことを盛り込みすぎると、伝わりにくくなり、かえって相手の理解を妨げてしまいます。そのため、いったん時間を稼ぎながら、情報を取捨選択することが重要です。シンプルは親切。情報を整理してシンプルにすることは相手への親切であると覚えておきたいですね。
というとこで、幸吉でした。
今日もご安全に、時間とお金をともに稼いでいきましょう!