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集中している時の罠! 時間を失わない3つのポイント
おはようございます! 「時は金なり、とも稼ぎ」根太幸吉です。
集中して作業に没頭できるとテンションあがりますよね。実際、生産性を高めるために集中できるのは大事。でも、集中している時こそ、知らず知らずのうちに時間を無駄にしてしまうことがあります。今回は、集中時に陥りがちな罠と、それを防ぐための3つのポイントを紹介します。
1. 細部にこだわりすぎる
集中していると、細部にこだわりすぎて全体の進行が滞ることがあります。例えば、プレゼン資料を作成している時に、フォントや色の微調整に時間をかけすぎてしまうことです。
エド・キャットムルの『ピクサー流 創造するちから』に出てくる「完璧な陰影をつけた1セント硬貨」現象ですね。キャットムルはディティールは重要だという大前提を述べた上で、一方で次のような現象があることを指摘しています。
作品に取り組むアーティストたちがあらゆるディテールにこだわって、何日も何週間もかけて、プロデューサーのキャサリン・サラフィアンの言う「誰にも気づかれないサイドテーブルの上の一セント硬貨と同じ」ものをつくっているときのことを言う。明らかに作業工程に何らかの問題がある。品質への欲求が理性をはるかに上回っている。
もちろん、細部へのこだわりも大切ですが、それが本当に必要かどうかを見極めることが重要です。
防ぐ方法:
優先順位を設定する:タスクの重要度を明確にし、優先順位の高い作業から取り組むようにしましょう。細部にこだわる前に、大きな枠組みを完成させることが大切です。
タイムボックスを使う:特定の作業にかける時間をあらかじめ決め、その時間内に終わらせるように努めましょう。タイムボックスを設定することで、時間の使い過ぎを防ぎやすくなります。
2. マルチタスクに陥る
複数の作業を同時に進めることで効率的に感じるかもしれませんが、実際には集中力が分散し、かえって時間を浪費してしまうことが多いです。タスクを切り替えるたびに脳がリセットされるため、集中力の維持が難しくなります。
防ぐ方法:
シングルタスクを心がける:一度に一つの作業に集中し、それを完了させてから次のタスクに移るようにしましょう。シングルタスクを徹底することで、効率的に作業を進めることができます。
タスクの一覧を作成する:やるべきタスクをリスト化し、順番に取り組むようにします。これにより、タスクの優先順位が明確になり、不要なタスクの切り替えを避けられます。
3. 休憩を取らない
集中していると、つい休憩を取るのを忘れてしまうことがあります。しかし、休憩を取らないまま作業を続けると、集中力が低下し、結果的に作業効率が落ちてしまいます。長時間の集中は脳に負担をかけ、ミスを増やす原因にもなります。
防ぐ方法:
定期的に休憩を取る:ポモドーロ・テクニックなどの方法を活用し、一定時間ごとに短い休憩を取る習慣を身につけましょう。これにより、集中力を維持しつつ、効率的に作業を進められます。個人的に最近愛用しているのがポモドーロ動画です。25分の集中できるメイン音楽と5分のリラックスできるサブ音楽が交互に流れるというもので、聴きながら作業すると良い感じです。
ストレッチや軽い運動をする:休憩中にストレッチや軽い運動を取り入れることで、リフレッシュ効果を高め、次の作業への集中力を取り戻せます。
集中して作業に取り組むことは大切なのは大前提です。ただ、集中しすぎて、集中していた時間の何倍もダラケてしまうというのも、あるあるですよね。これらの罠をうまく避けつつ、トータルで充実した1日にできれば最高だと思います。
というとこで、幸吉でした。
今日もご安全に、時間とお金をともに稼いでいきましょう!