Duolingo|世界のゲームを教えてもらいました
久しぶりの投稿です。
気が付けば11月、慌ただしい毎日ですが、Duolingoのイベントホストはゆるっと続けています。
完全にボランティアで準備にもそれなりに時間かかるけれど、忙しい中で続けられるのは、毎週楽しみにきてくれる参加者の顔が浮かんできて、そして毎回私自身に新たな学びが楽しみでならないからなんだろうなぁと思います。
今月も知らなかった世界がたくさん広がったので、少しご紹介したいと思います。テーマは「世界のゲーム」。
今月は日本の将棋をテーマに、参加者の地元の伝統的なゲームについて話したのですが、日本の将棋に似たゲームから、ユニークなゲームまで様々教えてもらいました。今回はその中でも印象に残った10のゲームを紹介したいと思います。
1. 跳棋(Chinese Checkers)/中国
一つ目はお隣の中国のゲーム。チャオチーと読みます。日本ではダイヤモンドゲームとも呼ばれている、二人対戦のゲームです。(wikipedia)ダイヤモンドの形の盤面にコマを置き自陣のコマを先に反対側に運ぶと勝ちになります。とても簡単なので小さい頃に遊んだことがある人もいるかもしれません(私も昔遊んだ記憶があります)。
2. トルコチェッカー(Turkish Checkers)/トルコ
同じチェッカーでもお次はトルコのチェッカー。中国やトルコ以外にもチェッカーと呼ばれるゲームって世界にたくさんあるみたいです(知らなかった)。トルコ人の参加者曰く簡単だそう。8×8の盤を用いて、前後左右に動かして相手のコマを取り合う遊び。(こちらのサイトで詳しく紹介されていました。面白そう!!)
3. ブロックス(Blokus)/カナダ
お次はBlokusという名前のボードゲーム(wikipedia)。「囲碁に似たゲーム」といってカナダからの参加者に教えてもらいました。2000年にフランスのボードゲーム会社から発売された比較的新しいゲームだそうです。プレイ人数は1~4人で、20×20の盤にテトリスのような形をしたブロックを交互に置きたくさん置けた人の勝ち、というシンプルなルールですが、調べてみるとなかなか難しそう!そして面白そう!アマゾンでも買えるみたいで、そこそこ安かったので、宅飲みなどでも盛り上がりそうです。
4. モノポリー(Monopoly)
これは、私が日本の双六を紹介した時に「双六はMonopolyに似ている?」と聞かれたものです。私は知らなかったのですが、世界的にはメジャーなゲームのようで、私以外の参加者で「Monopolyは双六か?」「双六とは別物か?」で盛り上がっていました(寂しい😂)。
調べてみると、20世紀にアメリカで生まれたボードゲームで、日本でも1980〜1990年代に流行していたそうです。双六のように「上がり」となるゴールはありませんが、双六のようにサイコロを振って盤上を周回しながら資産を増やしていくゲームです(wikipedia)。機会があれば遊んでみたい!
5. 蛇と梯子(Snakes and ladders)
こちらもモノポリーと同じくらいメジャーなゲームのようで、シンガポールや台湾、香港のアジア圏からの参加者も知っていました(寂しい😂)。
こちらはまさに日本の双六に似ていて、サイコロやルーレットを回し、梯子のマスに止まると梯子を伝ってスキップでき、逆に蛇のマスに止まるとスタート側に戻される、というルールです(wikipedia)。双六でいう「◯マス進む」「◯マス戻る」のルールが梯子と蛇で表現されているということですね。
インドで生まれ、欧米で古くから子ども向けの遊びとして親しまれているそう。こうした遊びは旅行に行くだけではなかなか知り得ないことなのでとても面白かったです。
6. ブリスコラ(Briscola)/イタリア
続いての3つはカードゲームです。一つ目はイタリアの代表的なトランプゲームのブリスコラ(wikipedia)。4~8人で遊ぶそうです。詳しいルールはわからなかったのですが、アプリやブラウザでも遊べるみたい!
7. スコパ(scopa)/イタリア
こちらもイタリアで人気のトランプゲームで、花札に似たルールだそう。こちらもアプリやブラウザゲームがありました!
8. タキ(TAKI)/イスラエル
三つ目がイスラエル発祥のカードゲーム「タキ」。UNOに似たカードゲームで、UNOより少々複雑なルールだそう。「スーパータキ」も発売されているそうですが、日本では絶版のようでした。
9. スンカ(sungka)/フィリピン
お次は...これはなんというジャンルなのでしょうか、木の窪みに入れた植物の種や貝殻を動かして遊ぶ「スンカ」。一般的にはマンカラと呼ばれていて、アフリカや中近東、東南アジアでも遊ばれています。フィリピンではこの遊びのことをスンカと呼ぶそうです。ルールは簡単で、子ども向けのゲームです。こちらのサイトで詳しいルールが紹介されていました。
10. ファイブストーン(Five Stones)/シンガポール
ラストは日本のお手玉に似た遊び「ファイブストーン」です。名前の通り、5つのお手玉を使って遊びます。「小さな女の子がよく遊ぶ遊び」だそうで、シンガポールの参加者も小さい頃にマイファイブストーン(マイお手玉?)を持っていて、おばあちゃんと遊んだりしていたそうです。YouTubeを見つけたので見ましたがなかなか難しそう...!
そして、なんとイスラエルの参加者も小さい頃に同じファイブストーンで遊んでいたそうです。日本のお手玉の会のサイトによると、イギリスにもファイブストーンというお手玉があるみたい。お手玉にも奥深い世界がありそうで、とっても興味深い...。ここはちょっとまた調べてみようと思います。
というわけで、世界のゲーム10個を紹介しました!
Duolingoのイベントでは日本の文化や日本語を紹介しているはずですが、毎回私の方が世界のことを教えてもらっている気がします。本当に楽しい!
というわけで、また新しいことを教えてもらったらここで自分の備忘兼ねて紹介したいと思います!ではまた!