【ブルアカ】0から始める戦術対抗戦※5/9更新【初心者向け】
はい。
今回はいつもと毛色を変えて、戦術対抗戦の初心者向け記事を書こうと思います。
※『11/25』1-4:初心者向け構築を更新しました(ハルカ→アリス)。
※『12/16』4-1:防衛tier1を更新しました(イオリ→正月ハルナ)。
5-2:構築相性を更新しました。
※『5/9』 7-2:「グループの傾向を掴む」を追加しました。
初めに
戦術対抗戦はPVPコンテンツです。ここに書かれている戦術論や強い生徒の傾向はあくまで2023/11/25時点のものになります。新規実装生徒やステージギミックの変化、新挙動の発見などによって今後戦術が変わりうることはご了承ください。
①戦術対抗戦を始めてみる
戦術対抗戦はメイン任務6-1クリアで開放されます。
開始してしばらくは、生徒の名前のIDが対戦候補です。これらはNPCで弱いです。まずはNPC相手に、戦術対抗戦のルールや挙動に慣れてみましょう。
そうして順位を上げると、直に他の先生が対戦候補になってくると思います。
そうしたらしばらく全然勝てないことは覚悟してください。これは脅しでも何でもないです。
ブルアカのような一般的なソシャゲにおいて、NPCの敵は基本的にサンドバックです。ボタン連打とかオート放置で勝てるようなノリが入り口です。ですが戦術対抗戦は対人戦なので、新規参入者は普通に全敗しまくります。
そしてプレイスキルの比重が高い対人コンテンツと違い、ブルアカは盆栽系ソシャゲです。キャラの育成に滅茶苦茶時間がかかりますし、現在入手できない環境キャラも多いです。どれだけゲームが上手い人が今始めたとしても現環境のTier1構築は絶対に組めないわけです。別ゲーで言うと海賊ウォリアーが環境で暴れまくってる中テンポメイジで戦うような試合を日々強いられることになります。DCGなら無課金でも大体2か月くらいあれば安めのTier1が作れたりしますが、ブルアカだと無課金で2年はかかります。そういうコンテンツです。
負け試合を見るのが嫌な場合、戦術対抗戦は1日1回だけする(デイリー回収)、もしくは一回もやらなくてもいいと思います。戦術対抗戦の報酬で一番美味しいのはデイリー報酬なので、低順位で勝てない内はそれだけ回収するのもアリです。
そんなゲームに参入するというお方には、以下が参考になれば幸いです。
②基本構築を知る
それでは基本的な所を解説していきましょう。
1-1:シュン、水着シロコを編成する
いきなり身も蓋も無いですがこの二人が居るなら入れた方がいいです。戦術対抗戦というのは雑に言ってしまうとEXで相手のBACKを先に壊滅させた方が勝つゲームなので、初速をブーストするこの二人は凄まじく強いです。生徒相性とかよくわかってない初心者の内は速攻構築にした方が勝ちやすいですし、この二人はコストブーストがメインなので★3でも強いです。シュンはNS最優先、水着シロコはSSを優先して育てましょう。
最初から必須生徒指定ですかと思うかもしれませんが、水着シロコ無しで現対抗戦やるのは強欲な壺が合法なのに使わないようなものです。かなりのハンデマッチになります。総力戦で言うならヒマリくらいの立ち位置です。
1-2:タンクを編成する
任務や総力戦などの他コンテンツでは1タンクが基本ですが、戦術対抗戦は2タンクが基本です。シーズン6はステージの狭さと高速環境故1タンクもちらほらいますが、タンク1人では前線が持たないので初心者にはおススメしません。
なお防衛で同じ防御属性のタンク(重装甲二人など)を編成するのは、弱点を突かれやすくなってしまうので基本NGです。
そして対抗戦は回避タンク環境です。装備で言うならバッジ付けてるタンクが強いです。避けることができないタンクは大分立場が苦しいと思ってください。
任務Hardで文字を稼げるタンクなら、ツバキとユウカがおススメです。ツバキは★3の内から非常に硬く、初期の対抗戦ではずっと環境生徒でした。どれくらい環境生徒だったかというと初期の対抗戦はお互いツバキだけが残ってひたすら撃ち合うのを見ているだけのゲームだった位環境生徒でした。今では鞄装備なのもあり大分tierを落としましたが、育成の容易さに比べて強いタンクであることは変わりません。ユウカは固有や愛用品を上げなければならないので育成コストは重いですが、現環境最硬のタンクなのでその価値はあります。
1-3:アタッカーを編成する
アタッカーは対BACKアタッカー>>対タンクアタッカーの優先順位で編成してください。対タンクアタッカーが0でもいいですが、(相手の防衛が4タンとか非常に尖っていた場合を除き)対BACKアタッカーが0は非常におススメしません。
戦術対抗戦というのは先に相手の頭数を減らした方が有利で、固いタンクよりも脆いBACKを狙った方がずっと楽です。たとえ相手のタンクを倒せなくて時間切れになったとしても、判定勝ちにさえなれば大丈夫です。
タンクと違い環境アタッカーは移り変わりが激しく、低順位での選択肢も広いです。自分の記事でもそうですが、対抗戦慣れてる人のTierリストは基本的にフル育成前提です。育ってない対抗戦環境アタッカー入れるくらいなら、固有3MMMMのTier外アタッカー入れた方が強いこともあります。
またアタッカーはシーズンで移り変わりが激しいので、コストブースター(シュン水着シロコ)やタンクより育成優先度は下がります。
対抗戦適性のあるアタッカーは以下のような感じです。
・EXコストが軽く、相手のBACKを素早く処理できる。
・EXの範囲が広く(円形、扇形等)、複数のBACKを処理できる。
・火力や命中に優れ、回避タンクを処理できる。
・仮想敵の範囲EXを耐えられる。
なお防衛ではタンクの防御属性を散らしたように、アタッカーの攻撃属性もできる限りばらけさせましょう。偏ると対策されてしまいます。
1-4:構築例
実例としてシーズン6のtier1構築例は以下です。
任務Hard、総力戦コイン、対抗戦コインで文字を稼げる生徒だけで組むならこんな感じです。順位が低いうちはタンクが固い環境なので、ヒーラーを入れる価値はあります。
③現環境の流行りを知る
以下が2023/11/25時点で強い生徒・構築です。先述の通りブルアカの育成は気が長いものになるので、完成形を見据えてコツコツ育てるのが大事になります。特に水着シロコ、シュン、マリナの3人はシーズンが変わってもずっと強いと思うので育成はおススメです。
④防衛の完成度を上げる
攻撃は相性理解ゲーかつ、幅広い対策生徒を育成していることが求められますが、防衛はテンプレに寄せれば寄せる程順位が上がりやすくなります。
何故なら「シュン居るから殴らない」「ナギサシロコだから殴らない」「テンプレ速攻だから殴らない」くらいの「巷で強いと言われてる生徒・編成使ってるから殴らない」という先生が多数いるからです。その為テンプレから外れた防衛にしているほど殴られやすく、結果として順位も落ちやすくなってしまいます。
もちろん最上位層まで行けばみんなレベルが高いので独自研究の防衛を置いていたりしますが、トップ10に行くまではテンプレに寄せた方が登りやすい、と思っていた方がいいです。
攻撃でEX運が良くて順位を上げられたとしても、防衛コインを稼げなかったら対抗戦の報酬は美味しくありません。また防衛は自分の見ていないところで行われるので技術介入の余地がなく、攻撃よりとっつきやすいです。まずは防衛編成の完成度を高めましょう。
4-1:生徒が足りない場合は代替を使う
これが自分の考える12/16現在の防衛tier1です。ただ、全員この生徒で無いといけないかと言われるとそういう訳ではありません。
アツコはユウカや水着ミヤコでもそんなに変わりませんし、ナギサはミノリでもいいです。ややパワーは落ちますがツバキ、メイドユズでも同じような役割はこなせます。正月ハルナの枠はイオリもアリだと思います。
シュン・マリナ・水着シロコは替えが利きません。居ない場合、シーズン6は大分きつそうです。
4-2:重要な要素から育成する
シュンのNS、アタッカーのEX、タンクのバッジのように、重要度の高い要素から育成していきましょう。マリナは今期EXでイオリを処理する役目を担うため、高いレベルでの育成が求められています。
4-3:見せ札を強くする
防衛編成の一番左(D1)にはできる限り環境生徒(アツコやシュン等)を編成しましょう。みんな少しでも弱い先生を狙って攻撃してくるので、防衛見せ札が環境生徒じゃないとボコボコに殴られます。
同じ理由でD1のストライカー+スペシャルの二人は固有武器持たせた方が殴られにくくなります。
丁度いいのでここで解説しておきますが、戦術対抗戦でA3やD1などという単語が出た場合はストライカーの配置を意味します。Aが攻撃側(Attack)、Dが防御側(Defense)。数字は左から1,2,3,4になります。
⑤攻撃の腕を上げる
5-1:見せ札から組み立てる
例えば相手のD1がイオリなら対面(A1,A2)に重装甲(ユウカ)を置かない。これで相手イオリの初手EXはユウカに飛んできません。代わりにマリナをA1,A2に置けば軽装備でイオリを受け止めつつEXでイオリを処理できます。
5-2:構築相性を理解する
対抗戦の防衛というのは完璧な物ではなく、何かしら弱点が存在します。例え環境構築だったとしても、ミラーで50%を取るのが最善な構築は存在しません(そんな結論構築が産まれてしまったらその6人以外育てる必要が無いので、運営もそうならないようにしていると思われます)。
例えばシーズン6では、ナギサのEXの範囲に入らないようにA4(D4)イオリが流行りました。しかしA4(D4)のイオリは相手のタンクが下に寄っていると前に飛び出して撃たれてしまいます。そのためA4イオリをメタったタンク下寄せ正月ハルナが環境に出回りました。しかしD1D2射程350D3シュンD4射程750の場合、A1ツルギA4ユウカでユウカがD4を直接撃つため簡単に勝ててしまいます。
これは相性差の大きい例ですが、こういった構築相性が理解できるようになると攻撃の勝率はどんどん上がっていきます。
⑥トップ10まで来たら
おめでとうございます。ここまで登って来れたあなたはかなりの猛者です。
ここからもやることの大部分は変わりませんが、さらに勝率を上げたい場合のテクニックを下記に書きます。
6-1:先生の名前から防衛を判断する
上位ともなるとだんだん攻撃相手が見知った面子になってきます。
そのような先生と戦う場合、相手の構築がわかっているならその構築の弱点を突いた攻撃をしましょう。対戦履歴も情報になります。
6-2:防衛を時々変える
上のように最上位層になると名前で防衛判断されて殴られるようになるので、時々防衛編成を変えるのは効果があります。
勿論変えた結果構築パワーが大きく落ちたらがっくり順位落ちる可能性もあるので、あくまで上級者向けのテクニックです。テンプレの裏をかく防衛が理解できたあたりで試してみてください。
⑦情報を集める
ブルアカに限りませんが、攻略Wikiやyoutubeなどでたくさんの人が研究結果を出力しています。SNSや掲示板での議論もさかんに行われています。
自分の試合は一日に5試合しかないので、生徒の評価が偏ってしまうことは幾らでもあります。他の人の試合を動画で見ると参考になることも多いです。総力戦はハイスコアを競うゲームですが、対抗戦はアベレージを上げるゲームです。目の前の数試合に惑わされず、勝率を上げることを目指しましょう。
特に実数値計算(イオリEXはツバキに必中など)、移動理論は下手に自分で間違ったことを覚えるより検証勢を頼った方が確実です。
7-1:移動理論を学ぶ
シーズン6で言うとD1D2射程350、D3シュン、D4射程750(正月ハルナ)の場合、A1ツルギA4ユウカならユウカが正月ハルナを直接撃つというのが有名です。
これは非常に強力な例ですが、移動理論はサイレント修正を食らうことも多いので注意してください。またあくまで研究段階の情報も出回っていたりするので、自分で試してうまくいかなかったとしても検証勢を非難したりとかはしないようにしましょう。石割って研究してくださってる検証勢も多いですからね!
7-2:グループの傾向を掴む
情報を集めてみて、「○○強いです!」みたいな記事があったとします。それを見て自分で運用したら、全然勝てないということがあります。これは、記事を書いた人が嘘を吐いているとは限りません。
普通の対戦ゲームであれば何千何万というプレイヤーからマッチングしますが、ブルアカの対抗戦はグループ制です。トップ10だとしたら、数十人くらいのプレイヤーと戦うことになります。当然相手生徒・相手戦術は非常に偏ります。相手先生の知識・所持生徒次第で、防衛の強さは幾らでも上下してしまうのです。
なので数値上の知識は集めつつ、最終的には自分で色々試してみて勝てる編成を模索する、ということも大事になってきます。