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現状の外のゴールって何だろう?


認知科学に基づくコーチングを学んでいるMasakoです。
コーチングとはなんぞや?を少し整理してみようと思います。


前回、コーチングというのは、
現状の外にゴールを設定して、
そこに向かうことで、
脳の使い方が変わり、
自分のビリーフシステムが書き換わり、
より自分らしく生きられるようになる。
と書きました。


この中でまず注目してほしいのは、「現状の外」です。
コーチングでは、現状の外にゴールを設定します。
設定するゴールは、「現状の外」であることが必要なんです。



現状の外って何?
私は最初よく意味がわかりませんでした。




現状の外側というのは、過去から現在までの延長線上にない未来のことです。
このままの状態でいけば、想定されない未来のこと。
達成方法がわからない未来のことを言います。




小学生が中学生になるんだ!とゴールを設定するのは、当然現状です。
この会社で出世するぞ!も現状です。
こうなってこうすれば、今のこのリソースがあれば、そこに到達できるだろうといったふうに、そのルートが考えられるもの、既存でやってきた中で考えるゴールは、すべて現状の延長でしかありません。



ちなみに、昔の自分を救うために何かしようとするのも現状です。
未来ではなく過去にとらわれているからです。
今までの自分とはこういう人間だというアイデンティティを変えなくても、今の自分でがんばって突破出来る未来は、全部現状なんです。



ゴール設定をしようとしたとき、
「何をすればいいかわからない」
「私に何ができるだろうか?」
そう考えてしまう人もいるかと思います。



現状の外のゴールは、自分でつくり出すものです。
誰かに与えられるものではありません。
どうしても、今や過去の自分で判断してしまい、
できっこないとか、リソースがないから、とか考えがちですが、そこは切り離して考えます。
純粋に何がやりたいかという自分のwant toに基づいて設定をします。




現状の自分では考えられないくらいの未知なもの、
プロセスなんて絶対わからないもの、
周囲の人間が驚いて止めてくるようなもの、
それを宣言したときにこわくなるもの、
だけどやりたくて、わくわくもするもの、


それが現状の外のゴールです。


じゃあ、なぜ現状の外にゴールを設定する必要があるんでしょうか?
現状でもいいんじゃない?って気もしてきますよね。


それについては、次回書きます。


















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