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チャンピオンシップ2次予選関東エリア権利獲得!ブラックウォーグレイモンとの向き合い

お久しぶりです。げっすすです。

今回は自分が使ってチャレンジカップ2次予選を抜けた(2位通過)ブラックウォーグレイモンのデッキ解説と今期の環境や自分が思うメタゲームについてお話していきます。

今回も例により投げ銭形式にさせていただいております。
カードゲーマーによくある話で「言語化派」と「感覚派」の2つに分類すると自分は100%感覚派ですので、そんな文章でお金をいただける自信があまりなく、緩く書ければいいなと考えているので投げ銭形式です。

一応有料部分では今のデジモンカードゲームに思うことや、年末ということですので、2022年の振り返りを思うがままに書いていきたいと思います。

これでジュースやコーヒーでも飲んでくれや!という方は是非!!

それでは本編の方にいきたいと思います。

今回自分が使ったデッキは環境No.1とも言って差し支えない赤黒グレイモン系のデッキを使いました。
デッキレシピと当日の戦績はこちらです。


お恥ずかしい話ですが、前日までオメガモンX抗体の採用を迷っていてBT5のアグモンにしていますが、結局採用を見送ってしまったので、このデッキだと完全に下位互換になっています。黄赤のアグモンにしてください!

という感じになっています。
大ウォーグレイモンとブラックウォーグレイモン環境と言っても過言ではないですね。

当日参加者の方のデッキを見ている感じだとレベル3.4帯までは同じで殆どの方は「レベル5」「レベル6」「テイマーとオプション」の部分で個人の味をだし、他の参加者の方と差をだしていたと思います。

まず最初に「なぜ、このような構築にしたか」についてです。

今回自分が勝つためにこのデッキを選んだかといえば、つまり選択肢の豊富差にあります。
BT11弾アクロスタイム環境はとても勝てるデッキの択が広く、正直グレイモン系のデッキは1番多いそうだなとは思ってはいましたが、他のデッキが何が自分の対面にくるのかが多くて分かりませんでした。

実際、クォーツ入りの緑デッキ、ハンター、グレイモン系が多く、後は新弾からのデッキが少しあり、勝てるデッキの数が今までの環境に比べて多かったのも事実です。

なので細かい調整の様子等はここでは省かせていただきますが、アクロスタイムで新しいテーマになるデッキは調整チームのメンバーに協力してもらいながら調整を行い勉強をし、さらにそこに既存の前弾からいるデッキは勝てるのかというのを平日土日問わずに通話等をして情報の共有をしていました。

自分の中で結論としてでたのは「構築で勝てないデッキというものを無くし、択の広いデッキ」を選びたいなと思いました。

その中で1番無難で事故を起こしにくく、豊富なサーチが対面毎に必要なパーツを持ってこれる可能性が高く、パワーのあるデッキがグレイモン基盤+ブラックウォーグレイモンガイオウモンのセットでした。(正直最後までハンターを使うか迷ってました)

ここでは一旦レベル3やレベル4の解説は他の方のブログでもあり、そんなに差はないかなと考えているので、レベル5帯からの解説をしていきます。

・レベル5
【BT12メタルグレイモン】3枚

アクロスタイムで追加された強力なカードになります。相手のアクティブ状態のデジモンをレベル5にして上から取れてテイマーまで展開できてしまうのはさすがにインフレを感じますね…。ここまで強いカードですが、4投はしていません。前述の選択肢を増やすという点で枚数を削りました。

【BT8メタルグレイモン】2枚


通称退化メタグレと呼んでいるやつです。
BT8ブラックウォーグレイモンと相性がよく、ゆっくりなゲームをするのに必要なパターンがあり採用です。

【BT9メタルグレイモンX抗体】3枚

アクロスタイムで追加されたメタルグレイモンと相性が1番良いのはこのカードです。
オプションの【X抗体】をBT12メタルグレイモンに差し込み、相手の面を処理しつつ、相手のセキュリティを割りにいく動きは凄まじく、相手のデッキのパワーやその時の状況によってはそのまま押し込み勝ちに直結するパターンもあり相手のこのプランも視野にいれなければいけません。
あまりにもコスパが良すぎるムーブなのと手軽さも相まって残りのレベル5の枠をここに割きました。

・レベル6
【BT8ブラックウォーグレイモン】2枚

今回のデッキの軸として考えたカードです。
同じグレイモン系やハンターは割りとテイマーでメモリーを確保しつつ動いてきます。

今回はそこ+で直近で追加されたパックがテイマーを軸に動くデッキが多く、相手がしたい動きをしてからこちらが返すという動きだけでなく、相手が動く前にこちらが相手のコンボや強い動きを阻害しつつこちらが勝つための動きをできる環境になると予想し、軸にしました。
分布を見ていただければ分かる通り、ミラーやハンターが主にあたった対面でメタ読みはあってたと思います。(最後のエグザモンだけは予想外でしたが…)

【ガイオウモン】2枚

BT8ブラックウォーグレイモンを軸に置き、きつい対面を想定した結果、ミラーとクォーツモンがきついかなと思い採用しました。

退化させて進撃で上から叩き、とりあえずその場を濁すことができます。
正直同じグレイモン系のデッキの対戦は割り切らなければいけないことが多く、とりあえず盤面を返すということが重要かなと思い採用です。

仮に対応札が相手に無く、ガイオウモンが残ったとしたら、そのまま時間をかけずに相手を倒しにいけるのでその点でも重宝しています。

【BT12ウォーグレイモン】1枚

後述するBT12八神太一とのシナジーが1番高い、究極体の枠です。

それに+して相手のアクティブ状態のデジモンを取れる突進を持っているので、このデッキでは基本的な組み合わせとしては

BT12メタルグレイモン+BT12ウォーグレイモン
BT8メタルグレイモン+BT8ブラックウォーグレイモンorガイオウモン

というのが相手の盤面をコントロールする上での究極体と進化元の組み合わせになってきます。

またこのデッキだとBT8メタルグレイモンが2枚採用ということもあり、相手のパワーの大きいアクティブ状態のデジモンをとれるカードとして採用しています。

ブラックウォーグレイモン+ガイオウモンのパッケージでデッキは組んでいるのであくまで選択肢として1枚です。

・テイマーとオプション

【クールボーイ】3枚

このデッキのエンジン部分の1つです。
登場時にサーチしてその後X抗体系による特殊進化を行うことで半永久的にデッキを回転させ、リソースを獲得し続けられるカードですが3枚にしました。

理由は単純で色々なデッキの対面勝率をあげるため他のカードに枠を譲ったが理由ですね。
正直4枚にしても良いかなとは思いますが、下に落ちてほしくない究極体や完全体が多いので過信し過ぎるのもダメかもしれません。

【BT12八神太一】3枚

+1000パンプのスキルでミラーでのセキュリティ勝ち、相手ターンでのパワー超えをこのカードに任せています。
このカードのおかげもありデジタマをBT5のコロモンにできています。

今まで入っていたBT8グレイモンの役割を担っており、ゲームを伸ばすために作るブロッカーを作るために多少多めに枠を作っています。

個人的に正直あまり採用がされているデッキをあまりみたことが少ないのが不思議なくらいです。

【BT1八神太一】1枚

コントロール対面と自分の考えていたメタゲーム外のデッキを踏んだ時のために1枚採用しました。

基本的には相手をいなして攻めていくコントロールな側面が強い構築にはしていますが、初見のコンボデッキ等はとっととゲームを自分から終わらせに行った方が強い時もあるのでそこの補助的な役割でSA+1できる八神太一を選びました。

【ハデスフォース】2枚

相手の盤面を綺麗に掃除してくれる+相手の勝ちの目を摘んでくれるカードです。

ブラックウォーグレイモン2枚とハデスフォース2枚でテイマーに触れるカードを計4枚入れている感じです。

見かけ以上に打ちやすくかつ柔軟なカードでとても強いカードではありますが、このカードはオプションカードということもあり2枚で枚数を留めています。

「いや、オプションカードなのは分かってるわ!強いならいっぱい入れろや!」

という意見もあると思います。

このデッキは基本的にレベル3のデジモンをだしてサーチを行い、さらに進化を重ねてデッキを回転させることに重点を置いています。
そのためハデスフォースのような自分の動きに関係ないオプションカードというのは時として死に札になる可能性が高いのです。

極端な例ですが、初手のハデスフォースはいらないのはもちろんです。
初手で欲しいのはデッキを回すためのレベル3やテイマーのサーチカードとレベル4ですよね。

なので来過ぎても困るという理由でこの枚数です。

【X抗体】2枚

光って嬉しいね…。

赤黒のグレイモンX抗体のスキルで体制がつけられるのと、このデッキだとメタルグレイモンの代わりにメタルグレイモンX抗体のスキルをフルで発動できるようになるカードになっています。

採用枚数については前述のハデスフォースと理由はほぼ一緒なのでここでは省きます。


ここまでがレベル5以降の採用カードと採用理由になります。


・まとめ
まずここまで読んでいただきましてありがとうございます。

今期のデジモンカードは勝てるデッキの数がとても多く、デッキ選択の段階でかなり迷いました。

その中でもメタが回るのがかなり早く、プレイヤー間での情報交換等が多く行われた環境だったと思います。

「結局グレイモン系じゃねーかよ。前期と変わらないじゃん!」という意見も分かりますが、グレイモン系も豊富なカードプールを活かし、採用しているカードもこの記事を書いている段階では割りとあるのではないかと感じています。

個人的には良い環境だと思いました。

日本決勝頑張ります!

それではブログ部分はここまでですので、この後は少し前回同様、投げ銭システム用に後語り(デジカについて思う事や2次予選当日にあったことや思った事)を書いて終わりです。

もし後語り気になるよって方、この記事がためになったと少しでも思って頂いた方、投げ銭の方よろしくお願いします。




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