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ぜんぶ君のせいだ。"世界にたった一人ちっぽけな君を"

生ぬるい風に揺られながら、茹った頭の中で言葉を探す。光量が低くミストがかった街中を眺めるその行為に意味なんてなくていい。そう思わせてくれるような、どこかおおらかな空気感を纏う。「私はこの世界にとって"ただの一"でしかない」、それでも、それこそ今の人間社会そのものなんだろう。

おはようございます、GESSHI類です。安定しない天候と心が、今日もこの日本で漂っている。ここ最近刺激が欲しくて何かを求めているのですが、なにぶん私が刺激を受ける事柄が世の中のどこに存在しているのかいまいちわからないままでいます。意外と、その方法さえクリアしてしまえばどこまでだって行けるのに…なんて思ったりするのです。音楽というフォーマットに乗せた創作はライフワーク的にやっていきたいと思うのは変わりないですが、そうではない創作もしたいのかもしれません。自分の心は一番わからないと言いますが、本当にそうですね。

さて本日は、ぜんぶ君のせいだ。5th Full Album "或夢命" M8 、再新録 Full Album "Q.E.D.mono" M9である"世界にたった一人ちっぽけな君を"について書きたいと思います。

ぜんぶ君のせいだ。2019
ぜんぶ君のせいだ。2021

私は書きたい楽曲についてまず事前にメモ中に羅列しておくのですが、昨日台風による公演延期の代替配信?において如月愛海がこの楽曲について発していて、内容としては最近のこの楽曲がLIVEでとても良くなっているとファンの人に褒めてもらえているということだったのですが、不思議なLINK感を感じました。以前星歴13夜の特典ZINEでもお話ししたようなことだなと("くちぶえ"という楽曲に関して、事務所2階で寝こもちが歌う"散歩道"が聴こえてきた時のこと)。想いが宙に浮くことになるとたまにある現象なのかもしれませんね。以降の文章はお読みになりたい方のみお読みくださると幸いです。

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