星歴13夜 "まほろばへゔぃー"
「なんかさ、私思うんだけど、本当は存在しているかわからないような"世界線"って素敵だよね」by 如月愛海。当時コドモメンタルと言えば、今も変わらないけど、暑苦しい程熱狂のLIVEというイメージの時代、そんな一言からこのグループは始まった。
様々なこと、は下記で書いていくとして、今回は星歴13夜 3rd Full Album M3 "まほろばへゔぃー"のお話を。
その話の延長線上に、後々「せかいせんごと」という楽曲が誕生するけれど、今日は違う楽曲のお話。先日発表した星歴13夜の3rdアルバムに収録されている楽曲「まほろばへゔぃー」について。楽曲MUSEは、世みないと寝こもち。この二人の関係性なんかも少し変わっていて面白い。この楽曲は、歌詞を書く合宿(自分でそう言っているだけで現実逃避旅とも言う)に向かう先の移動中に書き終えてしまった楽曲になります。作編曲はしゃいと氏が担当してくれています。
一聴した時、"いざ、これをどう料理したら現状の星歴13夜"に沿うものが制作出来るか、でした。星歴13夜は、コドモメンタル内で4番目に出来たグループになるけれど、TOKYOてふてふが出来た時当然先輩の立ち位置になる。なのに星歴13夜はずっと"末っ子感"があった。正直な話、立てている売り上げややってきていることなどは決して末っ子のそれではないし、それまでもしっかりとある種の結果は残してきたグループでもある。でもなんか末っ子感はある。寝こもちの存在が大きいのかもしれないけれど、それだけではない何かが確実に存在している。
とは言え、星歴13夜としての活動は、休止期間を除いたとしてもある程度成熟期に入っているわけで、その中で"幼さ"をどのような表現で伝えたらいいのか頭を悩ませた。合わせて、星歴13夜というグループが持つ難しさみたいなものも感じていた時期でもあったから、余計そう感じたのかもしれない。何にしても、この楽曲が手元にあった時にはすでに"アルバムを制作する"というプロデューサーの強い意志のもと動き出していたし、それまでの活動形式から明らかに変えて物事を進めていたからこそ、今作には必然的に力を入れるべき案件でもあった。
ここで話しておかなければならないことがある。この作品には、果そあにというメンバーが歌唱にて参加しているが、これを書いている現時点では脱退が発表されている。そんなことも赤裸々に書いてしまわなければならないのだと思います。赤裸々にとは言うものの、これこそ、誰かを傷つけてしまう可能性を少しでも孕んでいるから、やはり読みたい人のみが読める形になる。
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