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意味のないこともやってみよって話
まさに今日の仕事後、
子供時分から考えても、一切マトモに経験したことのない習い事の体験レッスンを予約しています。
経験は0だけれど、ずーっと観るのは大好きだった"もの"です。
でも、観るのはずっと大好きだったけれど、
じゃぁいざ自分がやるかとなると、物凄くニガテ意識の強いものでもありました。
なので、ずーっと「素敵だなぁ」という憧れと、
「でも絶対ムリ」ていうコンプレックスと……、
長いことそんな相反するジレンマのような感情を抱き続けてきたんですが。
この歳になってというか、やっぱりこの時勢も関係してますかね、
割と時間に余裕が持てるようになってきて、
いい加減そのコンプレックスを解消したいという気持ちになりまして。
「憧れる気持ちがあるなら、本当にやってみようよ!」と。
でも、「割と自分得意かも」という気持ちの持てる分野のものならいざ知らず、
憧れと同時にずっとニガテ意識も抱いてきたものなので、
「やってみたい」という気持ちから、
いざ本当にレッスンを予約するまでにむちゃくちゃ時間が掛かりました。
それこそ本当に2年弱くらいは、
「やりたい」「でも……」ていうのを繰り返してたように思います(笑)
最終的には、ガールズちゃんねる、"がるちゃん"に、
この迷いについて書き込み、背中を押すレスを貰うことで決心しました(爆)
(がるちゃんに委ねる人生)
でも、ほんと誰かに背中を押してでももらわないと、
永遠に踏み出せないままだったんじゃないかな~と思うので、
あのときレスをくれた方には本当に感謝してます。
思えば、20代半ばぐらい?ひょっとしたらもっと前からかもしれませんが、
こういう"初めて"みたいなことに全然チャレンジしなくなったなと思います。
大学入学と同時に入ったサークルだって、
経験値0で、むちゃくちゃ弱い状態で入ったはずなのに、
あのときはこんなにも二の足を踏んだりしなかったのにな~。
まぁ自分だけじゃなく、世の中の大半の人は、
歳を取るにつれて、新しいことにチャレンジする機会って減ってくもんだとは思うんですが……。
これはある種、歳を取ると仕方のないことだよな、とも思います。
そもそも若い時は失敗が許されるから。
(もちろん何でも許されるわけじゃぁないですが)
ただ「恥ずかし!」てレベルの失敗なら、
若い子がやらかしちゃったのなら、周りも全然笑って流してあげますよね。
今歳を取って、まさにその"周り"の立場になった自分だってそうですもん。
若い子が何か失敗してしまったとして、
「可愛いな」とか「頑張ってるな」としか思いません。
でも歳を取ってくるとね……。
別に"恥ずかしい失敗"をやらかしてしまったとして、
「絶対許さねぇ!訴える!」とか言われることは、そうそうない訳なんですが。
如何せん周りの視線の痛さが段違い……。
ある程度歳を取った人間がオタオタして、恥ずかしい様を晒してしまうと、
周りもその取扱いに困っているのが、ありありと伝わってくるんですよね。
それがもう居たたまれない……。
そう、そういう「失敗したら、上手く出来なかったら恥ずかしい」という気持ちから、
新しいことにチャレンジしなくなったというのもありますし、
もう一つは、なんでも何か新しいことを始めようとする度に、
「それをやった結果どうなるのか?」「何かしらメリットに繋がるのか?」
といったことを考えるようになった、というのも大きな理由の一つです。
これも歳を取ってくるとある程度は仕方ない考えだとは思うんですが。
なんせ時間は有限なので、
例えば2年間かけて何某かの資格の勉強をして、2年後に無事資格を取得できたとして、
その結果、転職に生きてくるでも、人脈が広がるでも、なーんにもなかったら、
少なからず「無駄な時間だったな~!」という気持ちにはなってしまいますし。
これが若けりゃ残りの時間が多い分、「まぁこれも経験か~」て飲み込めるんですけどね。
歳を取ると、とにかく時間を無駄にしてしまうことが怖い……。
と、これまではそういうアレコレから、
どんどん新しいことに踏み出せなくなってた訳なんですが、
ふと「これやって何の意味があんの?」とか常に考えている自分に気付いて、
「うわ、寂しい考えだなー」と思いまして。
なんで、今回はむちゃくちゃ久しぶりに、
全く経験のないことにチャレンジしてみることにしました。
特に仕事に繋がりそうなものでもないですし、
実際やってみたら本当に向いてなくて、
「こりゃ才能0だわ」となる可能性も十分ありますが。
取り敢えず続けられて、"趣味"になったらいいな~と思います。