「外国人も日本人も関係ない！」 名南病院の人道的医療に反響ぞくぞく！！
毎月1回配信予定の『月刊下宿館』ですが、今回は5月27日の『報道特集』で紹介された名南病院の人道的な医療体制と、番組を見た方からの大きな反響、名南病院からのコメントなどを緊急増刊号としてまとめました。
１・名南病院と下宿館
名古屋市にある名南病院は、事情があってお金が払えない人にも差別なく医療を提供する「無料・低額診療制度」を実施しています。
下宿館に関係する難民申請者、仮放免者も、働くことが許されず、保険証も作れないので、名南病院にしばしばお世話になっています。
そんな名南病院の人道的な活動が『報道特集』で取材されることになり、私たち下宿館も名南病院から仮放免者の診療風景の取材協力を依頼されました。
以前から「名南病院の献身的な活動をもっと多くの人に知ってほしい！」と思っていたまのあけみは、顔や名前は出さない約束で取材を受けてくれる仮放免者を募り、いざ病院へ！
診療風景の一部は放送でも流れ、無事取材に協力できました♫
２・番組の反響 ぞくぞく！
名南病院の活動を知らせる番組は、2023年5月27日に放送されました。
TBS『報道特集』のホームページに見逃し配信がありますので、まだ見ていない方はぜひご覧ください！
番組では、「外国人も日本人も関係ない」、「（病気は）決して個人の問題ではなく、社会的な問題」、「誰でも差別なく受診できる体制がないと健康に生きられない」など、人道意識あふれる医師の言葉が多数ありました。
前回の『月刊下宿館』でも書きましたが、「保険証がない外国人には医療費を400％請求する」というひどい病院もあります。
そんな中で、国籍や状態などに関係なく医療を提供してくれる名南病院には本当に頭が下がります。
この考え方や活動に下宿館は心から賛同し、名南病院に全力でエールを送ります！
まのあけみは「番組を見てほしい」と多くの人に知らせていたので、放送後に「感動した」、「泣いた」といった多くの反響を聞きました。
また名南病院にも直接反響があったようで、中には医療費の寄付を申し出てきた人もいたそうです。
その件で、名南病院の事務長さんからコメントをもらったので次の項目で紹介します。
3・名南病院からのコメント
「名南病院の人道的な活動を多くの人に知ってほしい！」と日々思っていたまのあけみは、今回の放送のことや反響などを、下宿館が管理するSNSや『月刊下宿館』で紹介したい、と名南病院に相談したところ、快諾いただき、さらに以下のコメントをもらったので紹介します。
まのあけみより
TBS『報道特集』放送の反響が、さっそく病院に届いています！
手術に使って！と〇〇万円を持って来てくださった方、現金書留で送ってくださつた方！ 病院の善意が、市民に連鎖して繋がっていく！
私のもとにも募金したいとの声が届きました
入管法改悪を叫ぶ国会の外では、こういう市民たちの姿があること！
私は強く強く励まされています
悪法を止めることも、みんなの人権も、絶対に諦めません！
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